Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】アリス・イン・ワンダーランド

快晴のブリスベンからこんにちは。

既に公開になっていてもう終わりそうだったので慌てて観に行ってきました。
アリス・イン・ワンダーランド。
アリス・イン・ワンダーランド

今はスクールホリデー中なのでお客さんで一杯でした。
空席ほとんどなし。

しかし最近のティム・バートンってどうしちゃったんだろう…。
私の好きだったあの人はなんだかすっかり変わってしまったようです。
さびしい。



カラフルな表にダークな中身と言うバートンワールドは健在ですが
なんというかすべてがしっくり来ない。

友達同士の内輪のパーティーに間違って紛れ込んでしまったような気にさせられます。

中の人たちはとっても楽しそうですが
こちらはカヤの外、とでも言ったらいいのか。

映画が始まってすぐ思ったのが

「ああ、新しいディズニーランドのアトラクションになるのね、これ」

映画を観ていて最後のジャバウォッキーとの対決シーンに

「ああ、ついでに女の子向けのゲームにもする予定なのね」

とまあ、マーチャンダイズ狙ってるのがバレバレ。

ティム・バートンとジョニー・デップの組み合わせでは
シザーハンズに並び
スリーピーホロウという名作がありますが
最近のチャーリーとチョコレート工場とか
どうしちゃったんだろう…みたいな感じが残ります。

思うにヘレナ・ボナム・カーターという生涯の伴侶を得て
完璧に受け入れられた!という上に
今までの変わり者監督とか変わった作品がメインストリームになってきて
作家としてもメインストリームになってしまった。

ジョニー・デップも今までの個性派俳優という立ち位置が
ヴァネッサ・パラディという美女と家庭を築き
すっかり精神的にも安定。
パイレーツ・オブ・カリビアンでドル箱スターとなり
大俳優の仲間入りしたわけで

私生活も安定し、大物と化してしまった人たちに
これまでのような寂しさや疎外感を求めるのが間違っているのでしょう。

ジョニー・デップのマッドハッターもきらびやかでいいのですが
エドワード・シザーハンドハデハデ版?といった印象も否めません。
なんかパターン化してるような…。

今まではティム・バートンの映画には常に
見かけや性格で差別されているけれど
それを常に見守ってくれる人がいる
という関係が中心にあったのが
今回はそれがアリスと亡くなった父というところに反映されてはいるものの
あくまでもサイドラインに過ぎず
話の目立つところにない、というのも
きっと話が単純に思えた原因かもしれません。

なんというか、感情に訴えるものがなくなってた、というか。
一応悲劇はあるのですが、おまけっぽい。

それでも主役のアリスに吸引力があればよかったのですが
そんなもの一切なし。
ただのきれいきれいなブロンドの若い女の子で
知恵もないし実際それほどかわいくないし、
なんだか顔もむくんでるようで
表情も常に眉間にしわを寄せてるような困り顔。

一応当時の女性としては画期的に結婚の申し出を断ったりするのですが
なんというかそれでいて意志の強い女性に変貌する、という感じは
最後に命をかけた戦いに臨むというのに
映画を通してまったくしません。

子供が安心して観られる、という点では
ディズニー映画として合格なのでしょうが
ティム・バートンのビクトリア朝趣味を満足させた作品といったところです。
3Dはきれいなので映画館で観たほうがいいかとは思いますが
ストーリー性を求める方にはお勧めできません。

次回作は「眠れる森の美女」をアンジェリーナ・ジョリーを継母で撮るようなのですが
この役柄はぴったりとはいえ観に行くかどうか結構悩むと思います。

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| エイガ | 07:52 | comments:8 | trackbacks:1 | TOP↑

はじめまして こんにちは。
以前どこかのリンクから飛んで以来、楽しく読ませていただいております。
私もバートンの作品は好きで、これも子供と観にいきました。子供と一緒に見るにはわかりやすいし、自分の中の期待度が低かったので、意外によかったなという感想ですが、この人リメイク(これは厳密にはリメイクではありませんが...) はことごとくダメなような気がします。

| むろ | 2010/04/15 11:49 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。
私も当日期待を込めて観に行きました。
ブログとほぼ一緒の感想です。

映像はファンタジックではありますが
それ以外は・・・
てな感じですね。

ちょくちょく寄らせていただきます!

| のら | 2010/04/19 17:33 | URL |

むろさんへ

はじめまして。
読んでいただいていらっしゃるとのこと、
心から感謝です。

期待度が低かったのはやはりリメイクだからでいらしたのでしょうか。

そういえば猿の惑星もティム・バートンでしたね。
私は結構好きなのですが(マーク・ウォルバーグメイクなしでいいじゃん、とか)
世間ではコテンパンにされてましたよね…。

| プリシラ | 2010/04/22 20:12 | URL |

のらさんへ

はじめまして。

意見が同じな方がいてよかったです~。
意外と評判がよいので自分がひねてるのかとばっかり
思っておりました。

これからもよろしくお願いいたします。

| プリシラ | 2010/04/22 20:19 | URL |

アリス観ました

わたしはアリス役の女の子好きですけどね~、眉間にしわも悩める思春期と言う感じで。
でも『成長したアリスと、不思議の国のその後』というコンセプトだとは知らずに(勉強不足、苦笑)観ていたので、最後の方でようやく「ほー、そうだったんだー(膝を打つ!)」でした、だからお茶会のテーブルがあんなに荒れてたんだなーとか(呑気すぎ;)
娘は最初と最後怖がっていましたが、それでも最後まで、泣かずに退場せずに、鑑賞できたので、それだけで満足です(3Dメガネが嬉しかったらしい 笑)。

こんな感じなので、ストーリー云々の出来具合は全く分りませんが、確かに、出ている人のほとんどが今はメジャーな方々なので・・・余計な安定感があるのかもしれませんね。

わたしも「スリーピーホロウ」好きですよ、怖いけど;;;すごい怖いけど;;;
あの怖いけれど凄みのある美しさには、確かに負けているかも;

ヘレナ・ボナム・カーターってティム・バートンの奥さんなんですね、だから、「理髪師」にも出てたんですねっ;

| ろくろく | 2010/04/27 05:11 | URL |

ディズニーのアトラクション!

まさに! なるほどです。
お話が普通すぎて、バートンに期待するものじゃなかったですよね。
キャラクターは楽しいですが、それは元々なので。
良かったのは、じつは腹黒い(かもしれない?)白の女王です。笑。
(美人だし!)

| ボー | 2010/04/27 08:38 | URL | ≫ EDIT

ろくろくさんへ

> わたしはアリス役の女の子好きですけどね~、眉間にしわも悩める思春期と言う感じで。

あの時代だと行かず後家になる!っていうのが怖かったです。
まだ19歳なのに、と暗澹とした気持に…。
もうそこで駄目だったのかもしれません。

> 娘は最初と最後怖がっていましたが、それでも最後まで、泣かずに退場せずに、鑑賞できたので、それだけで満足です(3Dメガネが嬉しかったらしい 笑)。

やっぱりお嬢さんには怖かったのですね!
バートン映画に慣れちゃってるので暗くないとなんか物足りない。
お嬢さんにはBig Fishあたりの方がいいかもしれません、怖くないし話は結構ほのぼのです。
>
> わたしも「スリーピーホロウ」好きですよ、怖いけど;;;すごい怖いけど;;;
> あの怖いけれど凄みのある美しさには、確かに負けているかも;

先日観たテレビでクリスティーナ・リッチが出ていたのですが
なんというかやせちゃったらただの美人女優、って感じで
太めの若い女性の持つクラシックな美がなくなってしまったような。
なんかもったいなかったです。

>
> ヘレナ・ボナム・カーターってティム・バートンの奥さんなんですね、だから、「理髪師」にも出てたんですねっ;

そうなんですよ、で、なれそめが「サルの惑星」とか…。
それ以来出ずっぱりみたいです。

| プリシラ | 2010/04/27 13:01 | URL |

ボーさんへ

> 良かったのは、じつは腹黒い(かもしれない?)白の女王です。笑。
> (美人だし!)

ナイジェラ・ローソンを取り入れたとかですが、黒いマニキュアなんかがゴスっぽくてよかったです。でもどうせなら眉も白くしてほしかったなぁ…
赤の女王との年齢差も気になりました。
CGでヘレナ・ボナム・カーターを若くしてくれたらよかったのかも。

| プリシラ | 2010/04/27 13:03 | URL |















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「アリス・イン・ワンダーランド」

なんだかフツーだったなあ、という印象。

| 或る日の出来事 | 2010/04/27 00:24 |

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