Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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ブラッド・ダイヤモンド - ダイヤモンドは女の子の一番の友達?

ゴールデングローブで 一人で主演賞に二つもノミネートされたのは そう レオナルド・ディカプリオ

前に 

ハリウッドって 人気者には冷たい

と 嘆いておりましたが、はい ファンです。
かわいいから が 理由でしたが アート系の作品に出演を続け 演技派俳優の名を確率しつつあったものの タイタニックに主演 とたんに大人気になったもので それから 「アイドル」というレッテルを 演技力が抜群なのに 貼られてしまい その後 微妙に自分の路線を見失っていたようで はらはらしておりましたが (オバサンだから) Catch me if you can や Gangs of New York で スピルバーグ、スコセッシ という 名監督たちの元で無事復活。その後 アビエーターでノミネートされるも 賞を逃したりしつつ 現在に至って 本当に嬉しい限りです。

美少年子役で いつの間にか 消えて行ってしまった エドワード・ファーロングくんとか 無事に戻ってきてくれないだろうか とか ちと思いますが それは別の話。

で レオが好きなのと 共演のジェニファー・コネリーが好きなので Blood Diamond を 観ました。

この ジェニファー・コネリーもスコセッシ監督の Once opon a time in America で デビューし 美少女女優で一躍有名になるも その後低迷。好きだけれど二度と観たくない Requiem for A Dream で ヤク中でどん底まで落ちる役を演じて 本当に見ていて辛かったのですが その後 なんと A Beautiful mind で 復活。その後 順調に映画にも出演を続け これまた嬉しい限り。

というわけで とにかく 話の内容がどうだろうが どうでもよく 単に自分の好きな俳優さん二人 おっと アフリカ人俳優 ジャイモン・ホンスー を忘れてはいけない 三人を見られるので 文句なしです。

なので 評価も当然甘い。

☆今回も長いので お時間があればどうぞ☆


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ストーリー展開は この監督の前作を観た人なら あ!と 思うことが多いでしょう。
はい ラスト・サムライ で とりあえず 多少ヘンではあるけれど 日本のサムライを素直に書いてくれた監督さんです。
正直言って 同時期に見た Lost in Translation より この監督は日本がすきなんだな と 感じました。日本通です とか じゃなくて 映画のためにリサーチしたんだろな と。

ま 色々 トムちん こと オルグレンを 見てて ツッコミどころはありましたが。

だけれど 一番大事なのは この映画が作られたおかげで いわゆる先進国の人たちが置き去りにしている アフリカの問題の数々が 関心のない人々の前に提示したこと。
例えば 内乱 市民戦争 民兵問題 少年兵士 洗脳問題 や 武器輸出と政府の癒着 それをサポートしているのが 先進国の または 私企業の そして 消費者の欲望だ という構図。
監督は 遠く離れたアフリカで起きた 私たちが 関係ないこと と 気にとめないことごとを 実直に訴えかけている。

子供をゲリラにさらわれて その子を取り戻すために レオに協力することになる ソロモンと ダイアモンドの密輸商人で 孤児である ダニー そして 最初はジャーナリストということで 敬遠していた マディ。
この三人が 内乱を生き抜いていくうちに 心を通わせていく様子は よくあるパターンと わかっていても 心を打たれます。
特に 最後のシーンは 涙を流している人が劇場内にたくさんいました。

こういう映画を観ると 最近のハリウッドは 俳優が政治家ぶって と 苦言を呈する人もいるが それはちょっと違う。
昔から 映画界にそういう人たちはいた。
オーソン・ウェルズしかり チャプリンしかり。
広く 自分の言いたいことを訴える手段が メディアであり 映画を観るということ それ自体が 監督の主張に耳を傾けることなのだ。
勿論 子供向け 大人向け などというわけ方はあるが だからと言って 眼に優しい 耳に優しいことだけを 伝えなくてはならない という 法律はない。
映画は 表現なのだから 表現の自由が適用される。
そんな説教は観たくない!というなら 席を立つしかないのである。
全部見てしまって 文句を言うのも もしかしたら監督の思う壺かも。
誰かから話を聞くことで 劇場に足を運んでくれるかもしれない。
もしかしたら 監督の主張を知りたい人もいるかもしれない。
口コミに勝る宣伝手段はない。

こうした 大衆へ強く訴える力を 新聞などの報道界は もはや失ってしまっているのは 多くの人が気づいている。財界や 政界からの圧力で 潰されるニュースなんて 山のようにあるだろう。新聞が言ってたから と 主張する人は この情報過多の現代にあっては 多分に権威主義的と 分類されてしまう恐れもある。
ソースがたくさんあるのだから 一つのみを信じたら だまされてしまいかねない。少なくても 本当を知るには 他人の話を聞いて 自分の目で見るのが一番。

そう考える人が ジャーナリストになるのだろう。

映画の中で ジェニファー・コネリーが演じる ジャーナリストのような人々が マスメディアには まだたくさんいると信じたい。
新聞記事や 出版物を 著作権で縛るだけで 言論の自由を支持するよりも 自分の利益のみを追求するようになった 巨大メディアの中で 枠組みの中でも 自分の精一杯の努力で 世の中のことを知って欲しい と 願う人が まだたくさんいると 信じたい。

自分の無力を感じながらも これしか自分にできることはないから と やり場のない怒りを抱えながら 出来ることをする 未来をよりよい場所に変えようと努力する 彼女がいたからこそ レオ演じる アーチャーは 自分にも将来があるのではないか と 儚い希望を抱けたのだろう。

そして 映画の力は 強かった。

実際 この映画のおかげで ダイヤモンド業界にスポットライトがあてられ 今年のゴールデングローブ アカデミー賞に 女優たちがつける宝石類に変化が起こりました。

きちんと正しい経路と手段で加工されたものだけを身につける と宣言する女優が増えたのだ。
当然 女優のイメージ工場という意味合いが大きいだろう。
それでも ハリウッド女優が 一般に及ぼす影響は大きい。

正しい取引って何?という 疑問を持つ人も増えるだろうし 自分のひいきの女優がそういうなら と 同じ方針に切り替える人もいるだろう。

芸能人なんかに影響されて くだらない 自分の意見がないのか と 思う人も多いかもしれないけれど それでも 何も知らず 何も聞かず 何も学ばないよりは きっかけがどうあれ 学ぶこと 知ることは とても大事だし それがその人個人だけではなく 周囲 そして もっと広い社会へ影響を及ぼしていくならば あながち悪くないと そう思う。

ダイヤモンドは 女の子の 一番の友達

と 紳士は金髪がお好き で マリリン・モンローは歌い踊っていた。
現代では そこに でも素性はよく調べてから とでも言う文句が付け加えられるのだろう。

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| エイガ | 20:59 | comments:12 | trackbacks:6 | TOP↑

TB&コメントどうもありがとうございました!

リメイクが目立つハリウッド映画の中で、
こうした社会問題、多くの人々が犠牲となっている悲惨さを世界中に知らしめる映画が作られるのは貴重なことだと感じます。
レオはアカデミー賞取れると良いですね☆
TBさせて頂きました。よろしくお願いします。(^^)

| tess | 2007/01/19 15:42 | URL | ≫ EDIT

tessさんへ

コメント&TB返しありがとうございます。

文中でも書きましたが ハリウッドセレブは 現在では本当に世論を動かす力がありますので こぞって プロデュースとかしていっていただきたいですよね。

と 自分も何かしなくちゃ と 思いますけれども。

そうですね、無視され続けなので 今回は・・・でも やっぱりレオの授賞は無理っぽいかも?(涙)

| プリシラ | 2007/01/19 17:50 | URL |

レオナルド・ディカプリオ、ルックスは好きではありませんが、出演している映画は好きでDVDもいくつか持っています。この人が賞を取れないのって納得いかないですよね。もっとお子ちゃま顔からおじさん顔にならなきゃ駄目なのか、一度アイドルのレッテルを貼られると駄目なのか、TV出身だと駄目なのかわかりませんけど、不思議です。

| Key | 2007/01/20 11:13 | URL |

Keyさんへ

私もレオの ルックスは好きではないし ブラピさえも ハンサムと思わないので (恐れ多い) ただ 才能で好きです。

ブラピ(バベルの演技は 本当によかった) ジョニデ レオ と やはり アイドル扱いされたら もう ダメなんでしょう・・・。後は コメディあがりでも 白人だとダメ とか? 色々制約が多そうですね~。

| プリシラ | 2007/01/20 18:55 | URL |

はじめまして

はじめまして。

しばらく前にTBいただき、ありがとうございました。
日本では4月7日公開なのですが、試写会で観て来たので、いくつか記事を書きました。
http://suslab.seesaa.net/article/35395721.html
http://suslab.seesaa.net/article/35457267.html


これからもよろしくです。

| あだなお。 | 2007/03/08 01:43 | URL | ≫ EDIT

あだなおさんへ

こんにちは。

最近では お書きになっているとおり この映画の影響もあってか アカデミーなんかでも 紛争関係ダイヤはつけない!って 女優さんが増えたそうで それは喜ばしいことなのですが 実際 映画でやってたように 密輸とか 越境させて 出所を不明にしたりする例も多いそうですね~。

きれいだけではなくて それだけの富を持つ先進国の人々は 自分の社会的責任 というものも 考えて行動することが これからは期待されているのでしょうね。

こちらこと これからもよろしくお願いいたします。

| プリシラ | 2007/03/08 21:16 | URL |

こんばんは

中々の力作でしたね。
正直私も紛争地ダイヤという物に関しては殆んど知識がなかったので、目から鱗の作品でした。
二時間半の長尺も全く飽きさせず、しっかりテーマは描ききっているのは大したものです。
エドワード・ズウィックのベストだと思います。

| ノラネコ | 2007/04/06 19:26 | URL | ≫ EDIT

ノラネコさんへ

こんばんは!

ワタシなんて最初タイトル聞いたとき

「赤いダイヤモンドだから?」

とノンキに思ってしまいましたが そんな意味があったとは・・・。
恥ずかしい限りです。

評価は低いようですが きちんとした作りで 見ごたえありましたよね。
次回作が楽しみな監督さんの1人です。

| プリシラ | 2007/04/06 23:29 | URL |

こんばんは

プリシラさん、こんばんは!
どうもココログがいまいち不調らしく、コメント・TBがうまくいかないことがあるようでご迷惑おかけしております。

本作でディカプリオ、見直しました。
最後のアフリカの風景を見ながらの微笑みは、デニーの想いが表れていて良かったです。
プリシラさんが書かれているように、映画って娯楽でありながら、人々の知らないさまざまなことを教えてくれる手段ですよね。
僕も映画を通じて興味を持ったことがいくつもあります。
この作品で提示されている課題も、ほとんど知らないことでした。
映画に、知る良いきっかけをもらったなと思います。

| はらやん | 2007/04/28 21:30 | URL |

はらやんさんへ

おひさしぶりです☆

>本作でディカプリオ、見直しました。

よかった・・・と かつてファンだった私 (今でも嫌いではないのですが) 胸をなでおろしています。

昔テレビやネットが一般的ではなかった頃 ガイコクへの憧れを満たしてくれるのが 映画でしたが 今では 情報をふるいをかけるときに ついとりこぼしてしまったものを 気づかせてくれるのが 映画になったのかもしれませんね。

とはいえ 日本の映画状況を見ると 映画のよしあしよりも マーケティング戦略のせいか・・・と ちょっと落胆したりします。

だって!
あの ハンニバル・ライジングが 人気映画みたいなんですよ!
・・・ギャスパー・ウリエルくんと トンデモ日本通ぶりを楽しむのが 日本人は好きなんでしょうか?

| プリシラ | 2007/04/28 22:42 | URL |

こんにちは!

はじめまして!
トラックバックの報告をさせていただきます!

レオ様が出てくれたおかげで、観るきっかけになったと思います。
そしてその映画でいろいろ知るきっかけになりました。
素敵ですね!

| シャオ | 2007/07/06 13:49 | URL |

シャオさんへ

はじめまして シャオさん。

ご訪問ありがとうございます。

レオさまも いい映画に出てくれましたよね。
こういうことって 有名人ならでは できる貢献ですね。
お金も出してくれたら もっと いいんだけど・・・。

| プリシラ | 2007/07/09 20:28 | URL |















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