Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】フロイト×ニクソン

冷え込むブリスベンからこんにちは。

一気に気温が下がってぐっと冷え込んでおり ひざかけ湯たんぽが欠かせません。
とりあえず暖房器具はいらないけど やっぱりちょっと寒いです。

映画館では見逃していたこの映画 やっとレンタルできました。
人気があるのかいつも貸出中だったのです。

フロイトニクソン

ウォーターゲート事件知らない方はいないでしょうが その渦中にあるニクソン。
謝罪もせずそのまま辞任 ということで 一般市民の間には怒りがうずまいておりました。
そんな中インタビュー権を獲得したのが テレビ司会者のフロスト。
丁々発止のインタビューという戦いが始まります。



どうなるか結果はわかってるので 結果はどうなるんだろう…というわくわく感を求める方には物足りないかもしれませんが フロイトとニクソンという お互い百戦錬磨の二人が周りのサポーターを巻きこみつつどうやって戦っていくか という心理戦。
肉体ではなく言葉と知恵 頭脳と相手の心理を読みかつつけこむという高度な戦略と相手の性格を読み取るための事前の情報収集戦 といった ある意味ボクシングを楽しみたい方には絶対お勧め。

ニクソンはインタビューで自分の正当性と人間 大統領としての高潔さ 責任感 犯してしまった盗聴事件について自分のイメージを高めたい という思惑があり かたやフロストはブレーンとなるジャーナリストなど 一般市民の怒りを代表し ニクソンの口から責任を認めさせる言葉を引き出そう という意気込みがある。

最初相手をなめてかかっていたフロストが 思わぬ老獪さを見せるニクソンにあれよあれよと押し切られていくところ 自分の立場をどんどんいい方に持って行き 余裕を見せるニクソン側。
人気がどんどん落ち目になりつつあるのを実感し このインタビューに一発逆転をかける必死の立場のフロストのあがき。

そんな戦いの中でも 自分より出自がすぐれている人に見下されてきたことから 絶対に成功しようという必死の思いで戦ってきた という共通点から 戦友とでもいうべき一瞬を共有するところに たとえ敵同士であっても お互いに善戦している同士にはエールを送る姿は ニクソンという大統領の人間味を描き出すのに効果的。 
作品中でもあちらこちらで ウィットに富んだ 非常に魅力的な人間として描かれています。
特にフロストが連れてきた彼女がモナコ出身と聞いて囁く一言。
ブッシュ大統領もそうですが 大統領としては非常に問題があっても 人間的には魅力があったりするのが面白いところ。

かたや フロストの方も 軽薄なテレビ司会者という表向きとは裏腹に 成功へのあくなき熱意と 復活への思い切った策が失敗に終わりそう と つらい立場にあっても それでも負けじと努力し 成功をつかんでも よく戦ったニクソンに対して思いやりを忘れない。

この二人だけではなく 二人をとりまく人びとも 一面的ではなく 色々と違った面を持ち 生身の人間の持つ複雑さがきちんと描かれておりました。

さすが元は舞台劇というだけあって よくできた心理劇。
期待にそぐわぬ出来で大満足。
機会があったら本物の舞台で見てみたいところです。
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| エイガ | 19:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

これ

観たいんですよ~
でも、渋谷で1館しかやっていないのです、、、、(T_T)
これじゃDVDも出るかどうか。。。。

>大統領としては非常に問題があっても 人間的には魅力があったりするのが面白いところ。

そうそう!歴代大統領をユーモア(というかおばか度?)でTOP10決めたら絶対ジョージがダントツ!ですよね?(笑)
国民性もあるでしょうが、日本の政治家はどうしてああもつまらんのでしょう、つまらん政策、ユーモア力乏しいパフォーマンス!(えっ?)←脱線

しかし、舞台劇だったのですか。。。。こりゃ迫力あるでしょうね。

| 百 | 2009/06/12 13:17 | URL | ≫ EDIT

百さんへ

渋谷一館だけなんですか…地味ですからねぇ~出てる役者さんも有名な人いないですし ロン・ハワードで客を呼べる時代でもないし。DVDも出ないかも なんて日本って 映画飽和してますね。羨ましい。

日本の政治家はなんというか 世襲制になっているのでダイナミックな人がいないのかも。
ダブヤさんも世襲制ですが キャラが小泉に似てるような。
そういえば結果も似てますね…。

日本で舞台劇を翻訳してやっても ちょっとこの作品は受けそうにないですね 残念。

| プリシラ | 2009/06/15 08:57 | URL |















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