Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】それでも恋するバルセロナ

あたたかブリスベンからこんにちは。

さて まだまだ残っている鑑賞済み映画たち。
がんばらないと終わらない…夏休みの宿題状態。

今回はご贔屓(だった)ウディ・アレンの新作。
それでも恋するバルセロナ

原題はVicky Christina Barcelona で イギリス人のヴィッキーと アメリカンのクリスティーナのバルセロナのひと夏の物語なわけです。
そして見ものはアカデミーを確かとったペネロペ・クルス演じる マリア・エレナ。



…なんですが この映画 全然乗れませんでした。

主役がまずぼけている。
クリスティーナとヴィッキー2人が主役 というには なんだかぼやーんとした扱いで
スターとも言うべきマリア・エレナも最初は印象強いけど なんだか背景に溶け込んでいったみたいな。
そんでナレーションがうざったい。
不要なナレーションほどうるさいものはありません。

アカデミーなんかでは クレイジーなマリア・エレナ!セクシーなマリア・エレナ!みたいな宣伝だったけど観終わって残ったのは 自分の感情に素直な純粋な少女めいた女性 とでもいう感じ。なので肩透かしを食らったよう。
ハビエル・バルデスがかっこよかったのがせめてもの救い(でもセクシーとは言い難い)。

話の流れは遅いし 特に見ものというべきシーンもなく 結婚というものと恋愛というものについて色々と考慮しているのかもしれないけれど Loveというものが 恋も愛もひっくるめられているのが英語の人たちのつらさなのかな~というのが結局思ったところ。

アメリカ人もイギリス人もとっても「恋愛」と言うものに対して真面目で 恋は結婚したらしてはいけない 愛とは常に一つ!みたいな思いこみがあるみたい。
その真面目さをスペインという「ラテン」=「情熱的」×「いい加減」と言う(いつもながらの)方式に対比させて笑おう というのが目的だったのかもしれないけれど あんまり効果的じゃあなかった。

恋愛だけではなくて人生全般で クリスティーナみたいに自分探しをしてたりする人も ヴィッキーみたいに自分の目標進路をはっきり決めてる人も等しく自分の欲しいものや心の底から目指すものは 感覚的であろうが理性的でも結局のところわからないもんだよ と 動物のように本能に忠実なスペイン人2人の前でせせら笑っているみたい。
でもそんな本能的な人たちも結局自分の欲しいものは手に入らないわけで そういう点では世界は平等とでもいいたいのだろうか。

とにかく主人公がまったく成長せず新しい発見もない と言う点では面白い描き方ではあったけど キャラクター誰一人として性格的に共感どころか納得できるわけでもなく 非常に類型的な描写のくせに映画の中の誰によりそうわけでもなく つき放した観察視点で好きにもなれない人たちを見せられるわけで 観客としてはなんだか居心地の悪い感じだけが残ったのでした。
スペインの景色はきれいだったので 観光紹介映画としては成功ではあるけれど。

まあ 恋愛とかに興味のない人はこういう映画は観てはいけない ってことですね。
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| エイガ | 18:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

その居心地の悪さがいいんじゃないのかなあ、この映画。私は面白かった!

| チュチュ姫 | 2009/06/10 00:51 | URL |

チュチュ姫さんへ

居心地の悪さっていうか 芯が通ってないような感じがするんですよね。
視点が揺らいでいるというかなんと言うか あっちふらふらこっちふらふらで そのくせダイナミックじゃなく悪い意味で小さくまとまってる。
ウディ・アレンちょっと立ち位置忘れちゃったかなあ みたいな。

| プリシラ | 2009/06/11 21:12 | URL |















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