Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】ある公爵夫人の生涯(The Duchess)

すっかり秋めいたブリスベンからこんにちは。

秋になったせいか風邪をひきました…。
おかげでおなかは痛いし 頭は痛いし 散々です。

なので 病人なのをいいことに Aに向かって

「病気の人が楽しめるような映画をレンタルしてきてちょうだい!」

と 強く命令お願いしたらこの映画をレンタルしてきてくれました。

ある伯爵夫人の生涯

キーラ・ナイトレイが主演のコスチューム・ドラマ。
今回のアカデミー賞の衣装部門取りましたが やっぱり歴史ものは強い。

この映画観たかったのですが昨年10月公開で その間旅してたので見逃してました。
そのときキーラがインタビューで

「デボンシャー侯爵夫人 ジョージアナは逆境に負けなかった強い女性です。
だからこそ女性のみなさんに観てほしいと思います」

と語ってたのと ダイアナ元王妃のご先祖様にあたる ということで関心があったのですが

全然強い女性じゃない…。

何をもって強い女性と言ったのでしょう キーラ。

当時女性参政権がなかったのに 政治活動に熱心だったこと?

それとも社交界の華だったこと?

愛人と同居を余儀なくされてもじっと耐えたこと?

観ていて ジョージアナが生きていた時代から200年以上たっていても女性の立場はあまり変わらない ということにかえって愕然とした というのが正直な思い。

これ キーラ・ナイトレイがきれいなドレス着てやってるからいいけど 泉ピン子さんとかで 舞台を大地主の家に嫁いだ嫁 とか 戦後旧家に嫁いで耐える とかでも 全然変わらない。
いわゆる女性の悲劇 というやつで いくらい世間で人気があっても 自分の意思を通すことはできないし これまた

「女性にとっては 愛する人より子供の方が大事なもんだ」

みたいに 悲劇仕立てで いくらそれが史実に忠実 とあっても 観終わった後落ち込んでしまいました。
賢い母でさえ 結局は

「それ以外道はないのだから 我慢して愛人と同居しなさい」

と 言うような映画を観て 元気づけられる女性がどこにいるっていうのでしょう。
どうせなら 架空の侯爵夫人を主役にして どんなにつらい道でも突き進んで たとえいろんなものを失うことになっても自分の意思に沿うように生きていく って方がよほど現代の女性には訴えるものがあるのではないかしら。
この映画を観ても 結局は女性の立場なんてそうそう変わってないんだ ということだけを突き付けられて暗澹たる気持ちになる方の方が多いのでは。
それとももしかして 

「だからこそ 世の中を変えるように がんばろうよ!」

って言いたかったんだろうか。

そして 最近ひいきにしてる ドミニク・クーパーくんが 相手役のチャールズ・グレイ(のちの首相)を演じてるのですが この子 歴史もの似合わない…。
顔が現代的なのでしょうか。
なんか輝きがなかったのも残念でした。

そのうえ時代の求めるものを求めた公爵 つまり世継を求めただけの公爵 レイフ・ファインズ なのですが 当時の貴族そのままに 下半身の求めるままの男性で これは現代の英国王室を皮肉ってる と思うとなるほどね~とは納得できるけど どうも カンタス航空利用した時にトイレでCAと・・・っていうのがかぶってしまって

「ああ こいつなら当然だよ~ だって飛行機のトイレでCA相手にするような人だもん」

とか 演技と私生活が交錯してしまい なんだか憂鬱な顔してたりしても

「だってスカイハイ・クラブだもん」

となってしまって 最近では彼の出る映画を観ても前みたいに入り込めない。
英国の監督さん お願いだから レイフ・ファインズ あんまり使わないでください。
いくら 「憂鬱」 みたいな顔してても 下半身で行動が決まる男 というイメージが私の中にはできてしまってて 何をやってもそっちを思い出してしまいます。
他にもいい俳優さんはたくさんいるのですから そちらの方を使ってください よろしくお願いします。

とりあえず この映画を撮ったのは男性監督だからこのレベルでもしゃーないか ということに落ち着きましたが 観終わった後Aに

「ちょっと この映画観ても 全然元気が出なかったよー」

と文句を言ったのは言うまでもありません。

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