Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】 ワルキューレ

まだまだ暑いブリスベンからこんにちは。

今日家の近くで交通事故がありました。
車のブレーキの音が響いたと思ったら ドドーンと大きな音がして 外で人の声が騒がしくなった。
しばらくしたら救急車が何台か来たので相当大きな事故だったらしい。
そのせいで通行止めがしばらく続いて いやなんと静かなこと。
やっぱり静かなところで暮らしたい…と 思った次第です。

で 昨日は安い日だったので 映画館まで行ってきました。
久しぶりに観たのは トム・クルーズの新作 ワルキューレ。
ワルキューレ

特に戦争映画のファンではないのですが ブライアン・シンガーだし 結構評価高いし と観ることにしたのですが。

この映画 ドイツの歴史とか ナチス時代のドイツ軍マニアとか そう言う方以外は事前に名前を覚えていくことをお勧めします。

というのも みんなドイツの名前なので 聞いても片端から忘れて行くし 有名どころの人が多いので顔は見分けがついたのですが 作戦中に

「誰々はどうなってる」

って言っても 主役のシュタウフェンベルクと オルブリヒト フロム くらいしか覚えてられなくて

「え 今誰の話してんの!」

ってなったのはこの私。

しかし 名前を覚えようとして この作戦を調べるとあらすじもわかってしまうわけで 難しいところです。

映画そのものですが なかなか面白いですよ。
ワルキューレ作戦が発動して情報戦が展開していくわけですが (ここからネタバレ)
作戦失敗に終わる原因が シンパに実動作戦を行わせることができなかった ことに加え
情報戦で情報の要となる通信部に仲間を置くことができなかった

という 戦術的な問題があった と言うことに加え

天候という人間の手では変えられない要因で暗殺を予定していた会場とは異なっていたにもかかわらず 

実際に暗殺が成功できたか確認せずに思い込みで 強行してしまった

ということと

時間が大事な作戦なのに 指示がないから と 実行を遅らせるという ドイツ軍人らしき指示待ち姿勢 

優秀な軍人というのは 上からの指示にきちんと従うことができる人のことで そう言う人じゃないと軍人って務まらないのね と いつも人の言うことには従いたくない自分には無理だ と思った上で 

大事な計画は常にバックアッププランが必要だ!と 改めて確認した次第。


実際のヒトラーに心酔する人たちと ドイツの良心となり ヨーロッパの一員としてヨーロッパの荒廃を憂う人たちとを対比させることで 当時のドイツは悪の国家ではなく あくまでもカリズマを持ったヒトラーと そんな人をひきつける力を持った人物の前でも 本当の意味で愛国心を持った人たちもいた と ややもすれば悪辣に描かれがちなドイツ人を 英雄の姿を通して 同じ人間として描こうとしたのでしょうか。

それはいいのですが アメリカ人イギリス人でハリウッド資本でこの英雄を映画にしたことで ドイツの方たちはトム・クルーズを含め酷評してるようですが

ぶっちゃけ

ブライアン・シンガー 軍隊という 制服を身を包まれたオトコだらけ色気ムンムンの映画 撮りたかっただけなんじゃないかなぁ…。
彼 ゲイだし…。

と疑ってます。
実際かつて ブライアン・シンガーは評判にはならなかったけど Apt Pupil という スティーブン・キング原作の ナチスを題材にした映画撮ってて 確か最後に主役のブラッド・レンフロ(亡くなってしまったけど…)がナチスの軍服着て登場ってシーンがあったと思う。

確かにおっさんばかり登場するけれど 美しい肉体でプールでザバザバ泳ぐ男性将校が 金髪でいかにも当時ナチスはきれいな男性ばかり集めてSSを構成した とかいう話を裏付けるような映像で ヒトラー側の陣営で処刑を実施する中に 天使のようにきれいな顔をした男の子がいたり シュタウフェンベルクと行動を共にするヘフテン中尉の行動にも ちょっと趣味が現れすぎ。

そして トム・クルーズだけど 久々にハンサムぶりを発揮。
アフリカ戦線で 左目 右手 左手の薬指と小指を失った というのは本当だけど
傷ついた英雄なんて まさにツボ。
正直 妻子のエピソードなんて不要!って思ってたんじゃないだろうか と思うくらい
なんだか適当な描きっぷり。
いや 一応彼が家族思いで妻を心から愛していた という様子は描かれてるのですが
その他のシーンでは男臭充満してるので かえって邪魔なくらい。

特にラストシーンなんか そういう映画好きな方には もうよだれだらだらみたいな感じで 昔ゲイ映画にはまってた頃の私なら 相当うっとりしてたのでしょうが 実際のところ 硬派な戦争映画を装っているがために なんか微妙に物足りない。

多分それは トム・クルーズっていい役者さんなんだけど このシュタウフェンベルク大佐という本当の英雄を演じるにはちょっと小物っぽい感じがするのが難点だったんじゃないかしら。
もちろん トムってアメリカの英雄 みたいな役をやってるし この作品でもなかなか好演してるとは思うのですが 何か悲劇性が感じられない。
それにトムがよかったのって 先日のトロピック・サンダーとか アイズ・ワイド・シャットとか マグノリアとか レインマンとか ちょっと下品なところがある役ばかり。

でも このシュタウフェンベルク大佐って 国のためなら反逆罪を犯すのも辞さない 死を覚悟で臨む みたいな高潔さが必要なんだけど それがなんとなく感じ取れなかった。

それに対して 他の役者さん達は味を出してました。
ベック陸軍長官のダンディぶり オルブリヒトの小心ぶり フロム大将のいやらしさ。
本当にこんな状態だったんだろうなぁ と 演技じゃないみたい。

観終わった後 実際にはワルキューレ作戦 どんなんだったのかな?と 確認したくなり 実際 運命のいたずらというものは たとえ大義があろうがなかろうが 不思議な方に転がるもの ということを思い知りました。
でも当事者以外が 当時のナチスを戦争犯罪という側面ばかりからではなく描き しかもハリウッド大作にしたということで これからのドイツに対する戦争関連の対応も少しは変わってくるのではないかしら。

とりあえず制服フェチの人にとっては必見映画です。 
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| エイガ | 22:04 | comments:4 | trackbacks:1 | TOP↑

こんにちは。
はじめまして、カナコと申します。
ワルキューレ、日本では3月20日公開で
観にいこうかな?と思っていたので
色々調べていてここに辿り着きました^^
ウィキペディア先生でもワルキューレについて調べたので
大体のあらすじは知ってしまいましたが、
時間があれば観にいきたいと思います*
制服フェチですので・・笑

| カナコ | 2009/03/07 16:53 | URL |

カナコさんへ

こんにちは カナコさん。
コメントありがとうございます。

ワルキューレ今月公開なんですね。

制服フェチの方にはたまらない映画だと思います。
あれでトムがもう少し背が高かったらもっとうっとりできたのではないかな と。
できれば金髪で…と どんどん要求が増えてます。

楽しんでらしてくださいね!

| プリシラ | 2009/03/09 18:28 | URL |

おお! 監督ゲイなんですか!?
へフテン?さんの忠実な部下ぶりも、奥さんが出番少ないのも、そのせいのような気もしてきますね。
こんな作戦があったんだなと分かっただけでも、よかったです。
もうちょっとエンタテインメントすれば、もっとよかったけど。

| ボー | 2009/04/04 02:30 | URL | ≫ EDIT

ボーさんへ

そうなんです ブライアン・シンガーってゲイなんですよ。
なので はみ出た人の悲しさなんかを描くのは上手なんですが どうも制服フェチとしか思えない映画でした。

地味なのは ネタにしたドイツ版映画のせいではないでしょうか。
先日テレビで放映されたのを観たところ 非常に似ていました。
でも 英雄的存在なのでエンタメにはできなかったのかもしれませんね。

| プリシラ | 2009/04/07 21:04 | URL |















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