Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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Cassandra's dream~映画感想文~

雨模様のブリスベン。
雷まで鳴って 猫が怖がってます。

それはまあ置いておいて 記憶のなくならないうちに映画の話。
ウディ・アレンの新作 Cassandra's dream です。
カサンドラズドリーム

でも この映画 結構面白かった にもかかわらず 観たことさえも覚えてなかった という 不思議な映画。
現時点では日本ではまだ公開されてないので 英語の評をいくつかあたったら どれもこれも あまりいい評価はされていなかったので 観終わった後では

「えー なんで? 結構面白かったのになぁ」

と 思ったのですが(忘れてたけど) もしかして それはイギリス映画が好きだからかもしれません。
そして ウディ・アレンも好き(昔の映画)。
ついでにユアン・マクレガーも結構好き。
なので多少ひいき眼だったのかも というのが 今思う感想。

映画自体は タイトルからわかるように カサンドラなる ギリシャ神話に出てくる 預言者の女性 でも 呪いで予言は誰にも信じられず 結果的に悲劇的に命を落とすことになる ということで その女性が見た夢 ということで 悲劇です。

主人公のイアンとテリーの兄弟は どちらも悪人ではなく ただ 自分の置かれている階級より ちょっと上を見たばかりに 虚栄心と賭けごとという 人間ならではの弱さゆえに 冷酷になりきることができなかったゆえに 悲劇が起こる という とっても悲しい内容。

…なんですが。

コリン・ファレルのやってるテリーのせいで 基本的にはすべてがおかしくなるので

「あんたがちゃんとしてれば こんなことには…」

とか ついついイラっとしてしまった。 

そして ユアンの演じるイアンが入れ込む アンジェラという女優のタマゴも イアンが入れあげるほどに美人でもないし 魅力的でもなく どうも腑に落ちない。
それともあれですか 気位の高いオンナってのがいいっていうのは 階級があるイギリスならでは ってやつなんですか。
まあ ゴージャス美人の定義がアメリカとイギリスでは違うみたいなので仕方ないのでしょう。

とりあえず エンディングがいきなりで なんか納得いかない とか言われてますが 悲劇的な終わり そして 余韻を残す という点では これでよかったんじゃないかなぁと思います。
それに 演技達者なユアンはおいておいて コリン・ファレルの 素直な労働者階級の若者の描き方は よくやってるような女たらしだの そういうのより はるかに似合ってるような気がしました。
特に 彼女にハンドバッグを買ってあげるシーン。
後から考えると とっても可哀想… 幸せとのコントラストで ラストへ向かうにつれての悲劇がかえって引き立っていました。

なんていうか 50年代のフィルム・ノワールのあんまり有名じゃない作品を 現代俳優でリメイクした って 感じの映画でした。

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