Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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ペルセポリス~映画感想文~

春近しブリスベン。
おかげで猫が泥だらけ。
どうやら毎日土の上で転がっているようで 玄関先には土がたっぷり積もってます。
掃除が大変~。

オーストラリアは一応英語圏なので 英語の映画はそれなりに素早く公開されますが 外国語の映画は日本の方が絶対頻繁に 数多く 上映されています。
人口の差と文化度の差もあるとは思うのですが 外国語映画は日本で公開が始まって半年くらいしてから上映されることが多いです。

ペルセポリスもそんな作品のうちの一つ。
会員になってる映画館チェーン Palace Cinemasの特別お得意様上映会で鑑賞しました。

シュレックさんはアニメはいまいち ということで 違うお友達にも聞いたけど みんな

「え~ 外国語??? 字幕読むの めんどくさい…」

ということで お隣のおばさんなら 外国語気にしないから!という理由で一緒に行ってもらいました。

映画上映前にはシャンペンがふるまわれ さすがお得意様相手 大判振る舞いです。

そのあと 映画祭の情報が延々と紹介され 早く映画やってくれないかなぁとうずうず。
結局10分以上話が続いた後でようやく映画スタート。

しばらくしたら隣から軽いいびきが…。

おばさん シャンペン飲んですっかり気持ちよくなって寝てしまったようです…。

別に映画がつまらない ということはなくて きちんと面白い映画だったのですが やはりアルコールには勝てない。

さて この映画 原作があり タイトルからわかるように イラン革命の中に生まれ イランと言う国の変化を目の当たりにするとともに ヨーロッパへ逃れて異文化の中で押しつぶされ 逃げ帰ったイランでも 旧態依然たるイランで 知らず知らずのうちにヨーロッパ的な面を身につけた女性マルジが自分の居場所を見つけられず 苛立ちながらも 成長していく姿を描いています。

お隣のおばさんは

「ホント イランなんかに生まれなくってよかったわ~」

と 当然といえば当然な感想をもらしていましたが でも 考えたら マルジの亡命したヨーロッパでは 人はイランに比べて優しくなく 社会も暖かみがなく 人間関係も希薄。
イランは革命前はとても暮らしやすい社会だったように描かれているのは マルジのノスタルジーもあるだろうけれど ある意味 家族のきずなの濃い イスラム社会の人間の目から見たら いくらかの真実はあるのかもしれない。

そして マルジのことを本当に思い 一生に一度のチャンスをふいにしないよう気をもむ両親。
荒れていくマルジにとって 真の意味で手本を示す 厳しいながらも 女性らしさを失わない祖母。
とても魅力的な人たちに囲まれ 道をいったんは見失っても 再び 勇気を持って自分から祖国を捨てる覚悟ができたマルジ。 

抑圧的な文化の中で 反抗する若者 という点では普遍的で(アイアン・メイデンのTシャツには笑った) ある若者の成長物語と同時に 人生に何が大事か チャンスをつかむのは 自分を犠牲にしても 子供にチャンスつかむことを許してくれ 何が正しいかを導いてくれるサポートがあればこそ。そして 失敗しても その時点で切り捨てないという人がいてがこそ。
やはりマルジは色々あったけれども 恵まれていると同時に 強い人です。

映画だけではなく 本でもう一度 このお話を読み返してみたい と思います。
アマゾンのこれから買う本に追加しちゃいました。


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| エイガ | 18:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

本を読むという手があったんですね。
映画評で見て、このおばあさんが魅力的だなと思ったんですよ。でも、映画は見に行けないしと思ってたんです。他にも母に送ってもらうつもりの物があるのでこれも頼もうかな。

| triple D | 2008/08/27 11:58 | URL |

>Triple Dさんへ

そうなんですよ 私もたまたまアマゾンで発見したんです。まさか日本語になってるとは予想もしませんでした。
映画はもしかしたらご近所のレンタル屋さんに出回るかもしれませんよ!

| プリシラ | 2008/08/27 21:40 | URL |















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