シャーロットのおくりもの - シアワセな人生を送るための教訓
原題は Sharotte's Web で、 シャーロットはクモなので シャーロットの巣 って ことです。
話は 名作 Babe と 似ていますが こちらは児童書の名作を基にして作られたので こちらが先。
子豚のウィルバーは 生まれたときに殺されそうになったところを ファーンちゃんという農家の女の子に助けてもらいましたが 成長したため 納屋に送られ 他の家畜と暮らすようになる。家畜たちは 特に仲良くすることもなく それぞれに 自分に割り当てられた仕事をしているだけ。純真な ウィルバーくんは 友達が欲しいものの 誰も相手をしてくれない。 そこに話しかけてきたのが 蜘蛛のシャーロット。美しい言葉で話す シャーロットと 子豚のウィルバーは 寂しさを埋めあうため 友達となるが ある日 ウィルバーは 自分がクリスマスのご馳走になることを 知る。シャーロットは ウィルバーに 自分がそんなことはさせないから と ウィルバーを守るために 納屋の家畜たちを巻き込む。
と 言う内容で 本当に家族向け。
残酷シーンもないし とても 泣けます。
もう ハンカチが必要です。
シャーロットの優しさ は 彼女が 「醜い」蜘蛛だから 誰も相手にしてくれない ために 誰も知らなかったこと。だけど 素直なウィルバーのおかげで 納屋の家畜たちは 彼女の知性と優しさを知るようになり 次第に ウィルバーを助けたい と 思うようになる。
子豚のウィルバーが 自分で何もしないのは 気になるけれど もしかしたら 素直でいること 偏見に惑わされることなく こころを開くこと は 大事 そうすることで 普通は見えないものが見えたり 奇跡を起こすことが出来る と 伝えたかったのかもしれません。
シャーロットも ただの蜘蛛ではなく 奇跡を起こすのですが それは 恵まれたもの 優れたもの だからではなく 誰かを助けてあげたい という気持ち 自分にとって 大事なヒトやものに 何かしてあげたい という 気持ちが 起こすもので 奇跡は神様や何か不思議なものが起こすのではなくて 一所懸命な気持ちが起こすのだ そして そういう気持ちがあれば 他の人たちの 気持ちを動かすことも できる ということかも。
それにしても 仔豚の鼻 って 本当~~~~~に カワイイです。これを見るだけでも この映画を観る価値があったりして。
さて 英語ですが シャーロットが使う単語 どれもこれも 美しい。その中で よく日常でも使われる表現で
I'm expecting.
というフレーズがありまして シャーロットがこうウィルバーに言った際に、
「え?何を期待しているの?」
と 無邪気に聞き返すシーンがありました。妊娠しているわけですが、婉曲な言い方なんですよね。
他の言い方で、妊娠何ヶ月 と 言いたいときは
I'm xxx months pregnant.
で 妊娠期間を pregnantの前に入れれば大丈夫。
gestation という 単語も pregnancy と 同じように使えるようですが 固い言葉なので 普段の会話ではあんまり 使われません。
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| エイガ | 21:11 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
シャーロット
いいですねえ。
E.B.White の原作。
ラスト、あっさりと書かれていて余計悲しかったけど、ラストのラストは希望のある終わり方で。
ウチの旦那はテンプルトンのファンです。
| siorin | 2006/12/22 01:02 | URL | ≫ EDIT