Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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映画祭り週間~ Run Fatboy Run ~

先週までの寒さがウソのように暖かなブリスベン。
しかし 寒さのせいか 風邪引きさんが知人にも多いことが発覚。
いわく 一週間寝込んだ だの 熱が下がらない だの 皆さんお疲れの様子。
自分は頭イタかったので あんまり変わらないけど 皆さん本当に体だけは大事に。

ということで 観た映画がたまってるので 映画感想文を今週はお届けします。

今日は サイモン・ペグ特集(って言っても2本しか観てないけど) ってことで Run Fatboy Run です。
Run Fatboy Run ポスター

これ 日本で公開することになったら どんなタイトルになるんだろう。
直訳したら

「走れ! デブ 走れ!」

…このまま公開は絶対無理!

Hot Fuzz=俺たちスーパーポリスメン!

にちなみ 俺はスーパーランナー

とかになってしまうんでしょうか…不安。

きっとあらすじはどこかで紹介されるでしょうが イギリス映画特有の ダメ男映画
ショーン・オブ・ザ・デッドを観た方ならご存知王道ダメ男。

何にも責任持てず うだうだとうだつがあがらぬ日々を送り 情けないと一言で切り捨てられてしまいがちな このパターン。
この主人公デニスの場合 臨月を迎えた美人の彼女 リビーと結婚式の当日 逃げ出すという有様。
5年後 デニスの前に恋敵ウィットが現れ 投資銀行で働き アメリカ人特有の自信満々 健康熱心 いわゆる勝ち組 なところで ついに発奮 ウィットが参加するというロンドン・マラソンに 自分も参加する!と 宣言したはいいものの 典型的なイギリス ダメ男 デニスは エクササイズなんてしたこともない おデブさん。
リビーのいとこのギャンブルマニアのデビッドと 厳しいながらも心優しいところのある インド人家主をコーチに迎え ロンドン・マラソンに臨む…

と言ったところですが とにかく 

リトル・ダンサーのお父さんのスト破りに泣いた人

アバウト・ア・ボーイの ステージシーンで泣いた人

フル・モンティのお父さんがついにステージに立つ決意をした姿に涙した人

これ全部私ですけど こういうなさけなーいダメ男ががんばる姿を見るのが好きな人にはたまらない。

もうすべてが型どおりと言ってしまえばそれまでなんですよね。
きれいな元彼女 できるけどいけすかないアメリカ人の恋のライバル ダメお父さんでも好いてくれる息子をめぐっての恋のさや当て。
こうした映画では当然だけど 最後に主人公は恋人と再び結ばれるのですが その途中経過が笑えるし そこにさらに笑いを付け加えるのが ブラック・ブックスのDylan Moran演じるゴードン。
よく見るといい男なんだけど なぜかお笑いをやってるのが不思議。

こいつはもう ノッティング・ヒルの恋人の リース・イファンスを受け継ぐバカキャラ。
とにかくギャンブルしまくりで どーしよーもない男なんだけど なんだか憎めない。

こやつのおかげもあって 結局いったんロンドンマラソンに出る気をなくしたデニスがやる気を回復するあたり わはは とは笑えないけど ひひひ という笑いがこぼれる。
しかも知的なユーモアなんぞじゃなく とにかく下ネタ 下品系多し。 
そんな下品なお笑いをちりばめつつも 実はひそかに 

「人間前に進まないとだめなんだ!問題にぶちあたっても 逃げちゃダメだ!」

と 真面目なメッセージまであったりして 最後は本当にカンの鈍い人でもこうなるだろうな~って予測のつく終わり方だけど なんだか結構お得感のある作品でした。
あ ラストシーンは少々下品ですが 最後まで観てくれた人へのサービスってことで 私は堪能しましたよ うん。

さて この映画を見て考えたのは イギリスのダメ男 ってどんな人?。 

まあ サイモン・ペグがよく演じてるタイプが典型的 と 観てよいかも。
つまり

パブでビール飲むのがいきがい
上昇志向なし
友達はいるけど なんだか腐れ縁っぽい
なにかにつけ 「でも~ でも~」 と 理由をつけて実行しない
運動嫌い
期限や約束を守ることができない
なんでも 「まあどうにかなるだろう」 と 悪い意味で楽観的

しかし イギリス映画ではこういう男が 往々にして人生の岐路にぶちあたり 今までの自分を反省して 心機一転 やる気になる。
そしてその契機になるのは 往々にして 女性ではなく 子供だったりする。 あ ショーンは別か。

てことは イギリス男性は実は結構 そんな典型的イギリス男である自分が好きではないのかも???
もしかして変わりたい でも そんな機会がないから 自分の代わりに変わってくれる人をスクリーンで観て溜飲下げてるのかも???

だって この映画 ロマンティック・コメディとされているけど 女性として観ると どうもイマイチ リビーがどうしていつまでもデニスを思ってるか不明。
こんな男やめとけよ~ 変わる変わるって きっと変わんないよ~ とかアドバイスしたくなる。

だけど 男性向けのロマコメと考えたら もてない男が きれいな女性を手に入れたり 息子の信頼を勝ち得たり とうていできないと思ってたことを なんとか成し遂げる! で まさしくダメ男の夢。 
意外にイギリス男 ロマコメ好き???
そういや 007もイギリスの産物でしたね。

だけど 映画だけで満足してないで 現実でもがんばって変わる努力をしてほしいですね イギリス男性。
なんて言ったら 「変わりたい と 思わせてくれるだけの 女性がいないんだもん…」 というつぶやきが聞こえてきそう…。
なにせ 聞いたところじゃあ イギリス女性 もんのすご~~~~~~く強くて この映画のリビーみたいに パン屋を経営してたりと女性っぽいところなどないらしいので(イギリス女性の方 イギリス女性をパートナーに持つ方 そういう女性じゃなかったらすみません) ゲイになってしまう男性も多いとか。

とりあえず 実生活で出会わない限り ダメ男は大好きなので 当然この映画もお気に入りの仲間入り。

ちなみに監督のデビッド・シュワイマーは フレンズの人だそうで この次に観た Bad Nothingでは主演してます。
こちらの話はまた後ほど。

この映画に興味ある方は Youtubeで見つけた予告編 貼っておきますので ご覧ください。
ちなみに 予告編は 英語でTrailer。未公開映画の予告編を見たいときに この単語で探すととっても便利。





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| エイガ | 20:48 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

ダメ男の夢論

イギリス人のことはよく知りませんが、なんだか分かるような気がして、読んでて面白かったです。でも、くたびれてきた亭主を主人公に重ねあわせているおば樣方もいるかもとも思います。それとデビッド シュワイマーはアメリカ人だからイギリス人だけじゃないのかも?

ところで、私はアバウト ア ボーイのあの空き缶がカーンってヒュー グラントにあたるシーンが大好きです。でもあのコンサートの話は原作にはないんですよね。別にいいんですけど映画が先だったのであれって感じでした。

| triple D | 2008/07/15 12:00 | URL |

triple Dさんへ

くたびれた亭主…か 悲しい…。
なんかソファにどでーと寝てて 掃除の邪魔よ!とか怒られてるんですよね。可哀想。

あのコンサートのシーン 原作にはないんですか~。ニック・ホーンビーって 確かFever Pitchを読んで サッカーについていけなくて 途中でやめた覚えがあるのですが ハイ・フィデリティはとても面白く読みました。映画もお勧めです。

やっぱりイギリスダメ男が好きみたいです…。

| プリシラ | 2008/07/15 21:07 | URL |

ニック・ホーンビー

ハイ・フィデリティは本もDVDもうちにあります。音楽マニアのジィが主人公と自分を重ねあわせてるので(笑)あの従業員二人いいですよね。

Fever Pitchはサッカー知らないと面白くないというので読んでませんが、A Long Way Downは面白いですよ。

| triple D | 2008/07/16 08:14 | URL |

triple Dさんへ

お返事遅くなりました~。

従業員 ジャック・ブラックですよね。
ああいうレコード屋さん いいですよね。

A long Way Down 今度図書館で借りて読んでみます。ありがとうございます。

| プリシラ | 2008/07/19 22:42 | URL |

見ました!

プリシラさんのこの感想文を読んでビデオ屋さんに駆け込みました。
サイモン・ペグのファンとしては見逃せませんからね…って過去に2作見ただけだけど。
ショーン・オブ・ザ・デッドとホット・ファズでコンビ組んでたニック・フロストが今回でないのは残念でしたが、理由はわかるような気がします。彼が出ちゃったら、サイモンがFat Boyに見えませんもんね。でも、かわりに今回はゴードン役の人がいい味だしてましたね。
なんか先が読めちゃう映画でしたけど、それでも楽しめましたよ、このダメ男物語!!

| あっちゃん | 2008/07/21 20:48 | URL |

あっちゃんさんへ

ペグファンさんがここにもw
彼 もうちょっとがんばったら結構いい男なのに…という微妙感が素敵ですよね(ほめてませんか?)

先は読めても泣けるからそれだけで私は気に入りました。そんなんで気に入るのもどうかと思うんですが 直球勝負もいいですよね。

| プリシラ | 2008/07/22 21:52 | URL |















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