Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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イントゥ・ザ・ワイルド~ショーン・ペン 会心の一作

シェアブログdokidokiに投稿

もうずいぶん前に観たこの映画 イントゥ・ザ・ワイルド。
去年鑑賞した映画の中ではベスト10に入ると思う。

筋を書くととても簡単。

物質主義と相いれない青年が 全財産を処分して一人旅に出る。
愛する本は ソローの「荒野へ」。
だから 映画のタイトルも イントゥ・ザ・ワイルド。
旅先で 父とも母とも言える人物に出会い 相思相愛になる女性にも出会っても そんな人たちを置いてなおも旅をつづけ アラスカに至り 初めて自然と対峙する。
そこで彼は初めて本当の孤独というものを知る。

観ているとこの主人公 非常に子供っぽくて イライラする人も多いかもしれない。

でも 自分が若くて 世界中が お金お金お金…という状態なら きっと同じように感じるだろう と ふと思う。
純粋な人だったなら すべてを捨てて違う世界を見てみたい と 感じてしまうのもやむを得ない。
それくらい この映画の舞台の80年代はお金がものをいう世界だったけれど その一方でピューリタンの精神も併せ持つアメリカでは そういった物質主義に反発を覚える人も少なくないのだろう。

そして どうしても一人を選んでしまう気持ち それもわかる。

好きな人 大事な人ができてしまえば 旅はそれで終わり。
そこにとどまることを余儀なくされる。
主人公 スーパートランプ(超浮浪者 とは すごい名前!) と自分で改名するだけあって この子は行けるところ 自分の足で行きつくことのできるところまで 行かなくてはならない そうしていきつくところまで行って初めて 誰かに与えられたものではない何かを発見できる と 思いこんでいたのだろう。
アラスカの荒野で 初めて本当に一人となって 彼の見出した真実は 映画を観た人の心の中にいつまでも残るだろう。
非常にアメリカ的 いや 人間とは実際そういうものだよな と 改めて気付かされる言葉。

日本で公開されるときは 絶対

自分探しの旅

と 宣伝されることは想像に難くない。

でも 日本で言う自分探しの旅 とは全然違う 厳しい旅。
好んで選んだ旅でも こんなことに?と 思うくらい アメリカの良いところ 悪いところを観ることができる。

だけど それは世界中どこにでもあてはまることだろう。

いい人も悪い人もいる。
そして 幸せとは なんだろう。

観終わった後 主人公を バカな甘ったれ と 思ってしまう人も多いと思う。
私も実際そう思う。
だけど とても純粋で いい意味で子供のような青年で 誰からも好かれたのもよくわかる。
このおバカな少年青年と一緒にアメリカの風景を旅する気持ちで映画を観るのも 悪くない。

アメリカを横断して一路アラスカへ。
アメリカをそれほど好きでもない私でも アメリカ行ってみたいなぁ と 思わせられたくらい魅力的な風景が次々と広がる。
なかなか行けないところへスクリーン上だけでも旅する気分を味わえます。

広いアメリカにあこがれる人 人間関係に悩む人 旅に出たいと思う若い人 昔むかし 自分がもっと純粋だった頃に戻りたい人 そんな人にはとってもお勧め。

反対にお勧めじゃないのは バカな青年を見たくない人…。
そういう方は血圧が上がることうけあいです。

主演のエミルー・ハーシュは なつかしアニメ マッハGo!Go!Go! の実写版 スピードレーサーの主役にも抜擢されました。
こちらも楽しみです。



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