Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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ラスト、コーション

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ラスト、コーションポスター


既に日本で公開済み 大評判だったらしい ラスト、コーションを観てきました。
セックスシーンが目当てで 日本では人気だったらしいけど オーストラリアではそうでもなかったみたい。
一ヶ月くらいで上映終了となりそうです。
やっぱり白人メインの国で 中国人二人の絡みを見ても ピンとこない人の方が多いのでしょう。それに 自国の歴史だって学校で熱心に教えているわけではないそうなので イギリスでもない限り歴史ものには興味ないのでしょう。
とはいえ エリザベス~ゴールデン・エイジ~も一か月くらいで 終わってたけど。

映画自体はさっき見たところ 映画サイトに多数のTBがあがってたので書くこともないと思いますが 見てて

う~ん ブラックブックとそっくりだ…

とか 思ってしまったのが運のつき。

アン・リー監督は好きな監督の一人なので 大体作品は観てるのですが 監督のテーマは 家族や愛情。
それに対して ブラック・ブックのテーマは 人間のいやらしさ 愚かしさ その中に潜む愛情 というわけで 多重構造という点からして どうしても バーホーベンの方に軍配をあげてしまう。
確かに 敵味方 という関係の中で 演技のはずが本気になる ということも 人間同士 しかも肌を合わせた同士ならなおさら…。
そのうえ 家族運が薄そうな 主人公マク太々(夫人という意味とか)こと ウォンなので やっと心を通じ合わせた相手への思い入れはさぞかしだったことでしょう。
そういうラブロマンスと 愛した相手を殺さなくてはならない という ロマンス要素があいまって高評価を得ているし 鑑賞中は引き込まれるように観てしまったのですが 一緒に行った台湾人の友達も観終わってから

「どーしてもわからないのよ~」

とこぼす程度に 人物描写 行動の動機に微妙に物足りなさを感じてしまいました。
唯一 よかったなぁ と 思うのは 仇役トニー・レオンの妻を演じたジョアン・チェン。
夫が仕事上で何をやっているか 薄うす承知していながら 知りたくないあまりに享楽的に日々を過ごしている と感じたのは やっぱり演技力あってこそのこと。

やっぱり愛している相手に死なれたくない と 思う気持ちを やはり大義のためには殺さなくてはならない そして 大義と自分の感情 どちらを優先すべきなのか そして 愛情と命ならどちらを選ぶか という極限の選択を 複雑な時代背景のもと 描いている といえば 聞こえはいいのですが それでもやはり 人間性を深く描いている という点では ブラックブックに及ばない。

最後の数々のシーンを観てても

「なんでそんなことをする!」
「そんなに後悔するなら どうしてやった!」

と 愛のため 保身のため 生き延びるため と わかっていても やっぱり突っ込み入れたくなってしまいました。

とはいえ 2時間半飽きさせずに緊張状態を保ったまま 映画を進めるアン・リー監督の才能には感嘆せざるをえませんでした。

そして もう一つ 友達と私の二人とも納得できなかったこと。

それは 主演の女優さん。

これからのアジア女優の主役となる とか 言われてるようですが 申し訳ないけどあれくらいの容姿の中国人なんて 学校の友達に山のようにおり 自分の友達の方が正直言って美人です…。
こんなタヌキ顔の女の子に 

「妖艶なマク夫人」

なんぞ言われても ウッソ~ ってしか思えず それもまた 映画に微妙にいい点を上げられない原因かもしれません。
映画はお化粧ばっちりだからあれですが 実物はこんな感じ↓
タンリー

本当~~~~に申し訳ないけれど やっぱり一緒に映画に行った友達の方がかなり美人です…。

というわけで 微妙に興を殺がれ続けた作品ではありましたが 当時の町並みの再現ぶりや 古い家の中 シルクのチャイナドレスなんか 観ていてうっとりもの。 
友達によると 内容的に微妙なため 中国では撮影不可能な作品の場合 マレーシアへ行って撮影することが多いとかで この作品も一部マレーシアで撮影されていました。

そして ウォンがひそかに慕う Kuang役の中国語 実は微妙にアクセントが変だった とも教えてくれました。
この役を演じたウォン・リーホンは アメリカ育ちの歌手なので (日本映画 真昼の星空にも出演してたんですね) やっぱり微妙に中国語が訛ってるそうでした。
あれですね Heroes の マシ・オカさんの日本語みたいな感じなんでしょうか。

さて 肝心のセックスシーンですが セックスって 要は皆してることで 特別なもんじゃないんだ!と叫ぶような映画を観てきたせいか 魂をぶつけあうようなセックスシーンって言われても 今一つ納得できず 

やっぱりライブ・フレッシュがよかったかな いやいや インティマシーなんかも あの無機質ぶりがすごかったし 9ソングズの濃密さに比べると ちょっと薄い? しかし 強姦めいたシーンもあったけど これは アレックスには到底かなわないし あんな映画見たくないよなぁ 
などと比較してしまって これまた見ているうちに正直飽きてしまいました。
それなら もっと主演3人の微妙な三角関係をもっと入念に描いてほしかった。

とりあえず セックスは人のを観るより 実践した方がいいよ ってことなんでしょうか。


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