Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

【旅行】旅のはなし その11 -ヨーク編その3-

シェアブログdokidokiに投稿

こんにちは。

まだまだまだまだ続く 旅の話。
いったいどれだけ書いてるんでしょう たった2週間のことで…。

と思うくらい 日記をつけ続けていたのです。
アナイス・ニンだったかが 出かけるときは常に日記帳を携帯していた とかいう話を聞いたことがありますが そんな美しいものではありません。
成田空港の最後の最後の売店で売ってた 250円のメモ帳ですから。
しかし これが本当に役に立ちました。

たとえば 電車の中で会った人とのメルアド交換。
バス停から電車の駅までの地図。
慌ててとったホテルの詳細。
あちこちのお店で同じようなものが どれくらいの値段で売られてるか調査。
お土産リスト。

しかも プラスチックの表紙で 水をこぼしても濡れないなんて やっぱり日本ってスゴイわー。

と 脱線したところで ヨーク観光に戻ります。

無事にヨーク観光も終わり 暗くなったヨーク駅に戻ったのは4時半ごろのこと。
おなかの調子が悪い同居人 トイレへ。
ついでに私もトイレへ。

なかなか戻らない同居人を待ってる間に見たもの。
それは駅のキオスクで買い物してる コスプレしてる イギリス人の女の子二人…。

コスプレ専門じゃない私にもわかります。
かたや水色 かたやオレンジの髪に メイドさんのような格好。
エプロンまでつけてて 何か 現実離れをしたバッグを持ってました。

しかし イギリスは懐が深い。
そんな人たちにちらりとも目をくれる人はいませんでした。
大人だ イギリス人。

さて 同居人も戻ってきたので 時刻表を観ると マンチェスター行きの電車は 5時過ぎにありました。
あー 楽しかったわーと思ってると 同居人がこう言いだしました。

「あのさぁ このまま ホテルまで戻るのってつまんなくない?」

…いえ 私はもうホテルに戻るので十分幸せですが???

「レイルパスも使えるんだし よその街を回って帰る方が楽しいと思わない?」

…だって もう暗いし よその街回っても 何か見られるわけでもないし…。

「でも もったいないし いいかい この本線沿いの街 ここへ行ってから バーミンガムまで行ったら ストーク・オン・トレントまでは 1時間もかからないんだよ」

でも バーミンガムまで行くのにどれくらいかかるんだろう…。

「大丈夫 マンチェスター経由で帰るより ちょっと遅いくらいだし 本線沿いだから電車はあるから」

非常に行きたそうなので まあ 最後だから 好きなようにさせてあげようか と 思ったのが間違いでした。

ヨークから まず Newark または Grantham と言うところに行き そこから バーミンガム そして ホテルのあるストーク・オン・トレントへ という話でしたが まず そこへの直行電車がありませんでした。
しかし 同居人は

「大丈夫 本線上にあるから」

と言って まず Doncaster行きへ。
約40分の旅。
一日歩いて疲れたので ちょっとウトウトして起きたら 同居人が慌ててました。

「大変だ Doncasterから Newark行きも Grantham行きも 今の時期は次のまで 駅で1時間以上も待つことになる」

…あの 時刻表を持っていて この工程を取ると決める前に見たのでは?

「いや 大丈夫だと思って見てなかった」

だそうで 仕方ないので そこから次にバーミンガムに近い駅は と 探すと Derby があったので そこへ行くことに決定。
Doncasterからの乗り換え駅は Shefield。

他の人たちがのぼっていく階段のそば ふと見上げると掲示板に

「Shefieldから マンチェスターまで バスで乗り換え便 次の便は20分後」

の表示発見。

「マンチェスター行きのがあるから あれで帰った方が…」
「でも 君は バスでなんか帰りたくないよね? 電車で帰りたいんだよね?」

You っていってるけど それは自分を指してることは 明らか。

「次ので絶対バーミンガム行けるんでしょ?」

と確認すると

「大丈夫 行ける行ける」

と保証されました。

しかし Nottingham行きの電車に乗った途端 やおら 時刻表をめくりだし

「やられた!Derby行きは本線じゃない!本線じゃないから バーミンガム行きは次で乗り換えないとない!」

またですか…?
あの保証は一体何。安請け合い?

「次の駅で降りるから」

とあわくってるのを 時刻表をひったくり 4つくらいを合わせてみたら Nottingham行きに乗り換えれば バーミンガムまで待ち合わせもほとんどなく行けることがわかったのですが それを伝えようにも パニックになってる同居人 まったく言うことを聞きません。

「降りる降りる降りる降りる急げ急げ急げ急げ」

と いくら止めても全く聞き入れない。
この人が私のチケットも握ってるので 仕方なく降車。
そして ホームを見上げると 

次の電車まで 50分待ち

の表示が…。

もう~~~~~やってられません!
てっちゃんの幻想につきあうのはウンザリ。

というわけで 

「もういい加減におとなしく帰った方がいいと思う。忘れてるかもしれないけど 明日 リバプールまで行くんだから 荷造りだってあるし もう疲れた」

と言い渡すとさすがに納得したらしく 反対のプラットフォームへ。

そしたらいきなり言い出すんです。

「レイルパスがない!!!!」

…あんなに同じ場所にしまえ と 口を酸っぱくして言ったのに…5分前まで持ってたのに。

パニック倍増。
必死に荷物をかき回している同居人。
ようやく バックパックの底に発見して 安心しました。

再度 駅員さんに確認すると 壁に貼ってある時刻表が間違ってることが判明。
マンチェスター行き直行あり と 書いてあったのに 急きょなくなった とか。

すごろくだったら ものすごく悲しくなってるだろう 元来たところへ戻る をし 再びシェフィールドへ戻って 改札を通り さて バスは???と 見渡すも バスらしきものは一つも見つかりません。

「ちょっと 案内所で聞いてくる」

その間にも次のマンチェスター行きのバスは出てしまいそう。

そして 案内所で待たされること10分。
マンチェスター行きのバスは すでに出発済み。

戻ってきた同居人が言うには

「前の人が手間取って 時間がかかったんだぁ
バス停まではこの駅の中をとにかくずっとずっとずっとまっすぐ行って パブの前から乗るんだって」

は?パブって???

「それが一番の目印だって」

というわけで 一路パブを目指したのですが 歩いても歩いても駅は続く。
どうやらショッピングセンターと一緒になってて 巨大らしかったです。
15分くらい歩いてようやく外へ出たら 確かにパブあり。
雨交じりの中 バスを待つこと15分。
だんだん 不安になってくる上に 時間は既に 7時半を回ってます。
時刻表を確認すると マンチェスター発ストーク・オン・トレント行き最終は 8時40分。
間に合うんだろうか…と 不安なところへバス登場。

しかし 乗ってくる人たち 皆さん イギリスの労働者階級を描いた映画をご覧になった方ならわかるでしょうが コワモテ。
インド人カップルがいるだけで 残りは全員 白人刺青あり てな感じ。

一人じゃなくて本当によかった…

と安心したのもつかの間

待てよ 一人ならこんなわけわからない経路はたどらなかったはずだ

と思うと怒りがむらむらとこみあげてきました。
しかし 怒っても仕方ないので とにかくバスの出発を願い続け 7時50分 5分遅れでバスは出発。
遅れた人なんて待たなくてもいいよ~ 次のに乗ればいいじゃん!
と思った私は非情です。
でも この人たちはきっと マンチェスターまで行くだけでいいけど 私はそこから 電車を乗り継ぎ それを逃すと一切ないんだぁぁぁぁぁ!
と 叫びたい気持ちを抑えて 運転手さんのアナウンスに耳を傾けると 北部訛りでこれだけは聞き取れました。

「マンチェスターまでは 1時間のドライブの予定」

足し算が苦手な人にもわかるこの計算。
7時50分足す1時間は 8時50分。
どう考えても10分遅刻。

「ああっ もうおしまいだぁぁぁぁぁぁあ」

と頭を抱える同居人。

おしまいってこたぁないでしょ と 時刻表をめくると 9時マンチェスター発 鈍行があり 各駅停車で 1時間半かかるものの ホテルまでは戻れるらしい。
そして ありがたいことに 一番最初に停まるのは Stockport という マンチェスターから10分くらい離れた街で 9時10分にそこへ着けばとにかくホテルへ戻れるのです。

がんばれバス!
遅れるなバス!

外は雨交じり しかも どこか山の中を走ってるようで 明かり一つ見えません。
行き交う対向車すらまばら。

緊張のあまり具合が悪くなってきた私に 同居人が

「すまない 最初っからきちんと調べないで思いつきでこんなこと 言うんじゃなかった 今のうちに謝っておく この埋め合わせはするから」

…全部思いつきだったのか…

と あきれるも とにかく今は無事にバスが9時にストックポートへ着くことを祈るのみ。

長い長い長い時間が経って 町の灯が一面に広がりました。
やった どこかの街だ!

と 思ってやっと平地へ。
ストックポートの標識が出たのが 8時45分。
しかし ストックポートまでの距離はまったく表示されないイギリスの標識。

一体どこに来たのか どこにいるのか不明なまま じっと窓の外に目をこらすと 見覚えのある光景が。

「このスーパー ストックポートの駅のそばだよ!」

そして ストックポートの駅が!

しかし 運転手 駅への出口で降りません。
同居人小声で4文字言葉連発。

「どーしてここで降りない~~~!」

ゆるゆるとバスはう回路を通り 明らかに運転手 出口を間違ったらしいけど 謝ることもせず そのまま進み そうする間にも刻々と時間は過ぎていき もはや 8時55分。
そして やっと元来た出口へ戻り 駅への道をたどりました。

駅の前にバスがとまったのが ほとんど9時。

やった 間に合った ホテルへ戻れる~~~~!

と 降車客に逆行して 駅舎へ入ろうとすると 電光掲示板にさんさんと輝く

「9時12分発 特急」

の表示。

そんなの時刻表にはなかったのだけど…と半信半疑で待つこと10分。
おなかもすいたけど カフェもどこも既にしまってるし 何か買ってる間に電車においていかれては大変なので ひたすら待ち続けました。

なんと 今度ばかりは時間どおりに 特急が無事到着。

予定していた10時半ではなく 10時前にホテルへ到着。

とにかく疲れたので お風呂に入って荷造りを済ませ ベッドへ倒れこみました。

後で調べてわかったこと。

シェフィールドからマンチェスターまでの道は Peak Districtという由緒正しい国立公園で 山だった
(参考サイトはここをクリック)

会社ごとに時刻表が違ってるので 自分の行先じゃないところから来る列車に乗れる可能性が イギリスではある

つまり 私たちの乗った電車は ストーク・オン・トレントで入手できる時刻表にはまったく載っていなかったのでした。

侮れない イギリス。

そして あくる日 電車で乗り合わせたおばさまに言われたこと。

「日曜日に電車なんか乗っちゃダメよ~ 大変なことになるんだから」

それは 前に聞いておきたかった…。

というわけで 私の得た教訓。

1) 本線だからといって 電車が来るわけではない
2) 時刻表をあてにしてはいけない
3) 使うなら 駅にある 情報マシーンを使うこと
4) てっちゃんだからと言って 電車について信用してはいけない
5) いつも 自分だけが頼りだと思え

最後の教訓は悲しすぎる…

この日とった路線を見たい方は⇒ここをクリックしてください。
というわけで 長いイギリス編は(大体)おしまいです。

次からイタリア編になります。

おつきあいいただきまして どうもありがとうございました。
お時間あったら またどうぞ よろしくお願いします。




スポンサーサイト

| オーストラリア | 20:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://queenofthedesert.blog72.fc2.com/tb.php/423-311729ee

PREV | PAGE-SELECT | NEXT