Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【日々の話】外国人から見た マンガって?

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毎日日替わりとした土曜日は イベント ちょっとした旅行とか そんなことを書いて行きたいと思います。

さて昨日 英語のハナシで レクチャーに行った と お伝えしましたが この木曜だったでしょうか 

Brisbane Writers Festival

というものが 日曜まで開かれており スケジュール表を特に興味もなく観ていたところ そこに

TEZUKA

という文字が。

ムムム どういうこと?

と 見てみると その後には

MANGA

と続いており 内容紹介を見てみると どうやら西洋の目から見た 

「日本のマンガ

の解説とのこと。

例として出ていたのは 王道の

アトム

ジャングル大帝


でしたが 手塚先生なんて久しぶり! こないだ帰国したときに 家にあったマンガを読んですっごく面白かったなぁ~ というわけで 

「え~ アストロボーイ? あれは 子供向けじゃん」

と 言う 日本文化というものを知らない同居人を無理矢理引っ張って パワーハウスなる会場まで行って来ました。

この会場 パワーハウスという名前そのままの通りに 元々は発電所でした。
その後 使われることもなく New Farm という元は工場地帯 かつ いわゆる売春地帯だったところに放置されていたのですが その後再開発の対象となり ここは オシャレでアートを愛する方たちが集う場所となり 勢いその周りは高級住宅地化し 今では 1億円するマンションが立ち並んでおります。

レクチャー始まる前に コーヒー飲んだのですが 随分とまた小さなグラスに入った カフェラテで それが4ドルもした日には

さすが お金持ちの人が集う場所は違うよね・・・

味が多少よくなくても 場所だけで人はお金を払うからね・・・

と ついつい皮肉が出てしまいました。

そんなところへ行った 場違いなワタシですが 来てる客層を見たところ 最初の予想とは違い オタクのような人がいない。

相当ガッカリ。

パワーハウスの中↓
パワーハウス


でも きっとこれは 手塚治虫先生 などという イマドキの人ではないため オタク心をそそらないのであろう と 自分を納得させて 待つこと10分。

会場はこんな感じ↓

会場


いやぁ やはり 定刻どおりに始まらないのがオーストラリアなんですが その内容 シドニー メルボルンでは既に説明があったとは思うのですが 大変興味深いお話でした。

西洋人は何かにつけ 全てがユダヤ-キリスト教的世界観からしか ものを見られないが 手塚治虫というのは 戦後という時代背景と共に 戦争と折り合いをつけていく役目 平和主義者としての考えを投影したのが アトムである と 説明。

そして 原爆 というトラウマを背負いながらも 恨みを抱いて その場で足踏みをするのではなく それを乗り越えて前へ進んでいく それが日本人の精神性である と解釈していました。

さらに 日本のマンガの原型は 手塚先生が作ったということを前提にしたうえで なぜ主人公が18歳以下の子供であることが多いのか という点について

戦争は大人が始め その結果 世界は大変なことになった
なので 大人に任せるよりも 子供に後を頼もう

という手塚先生の考えが遺産として引き継がれている とのことでした。

なるほどなぁ~ と ナットク。

その他にも ジャングル大帝 と ライオン・キングの問題や 子供に対する大人の態度 フェミニストらしき 司会者の女性の依頼による リボンの騎士 に見られる 日本における男女の境界の曖昧さ などなど 大変面白い内容でした。

興味のある方は このレクチャーをしてくれた方のサイトを張っておきますので (⇒ここをクリック)お読みになってください。
英語ばかりですが 頑張ってください。

しかし 来てる人をきょろきょろっと見回すと どうにも若い人だけじゃない。
やっぱりライターだけあって 物書きになりたい人 書いてる人が多いみたい。
考えてみたら 映画の脚本とか書きたい人もいるから アニメとかの手法を取り入れたいので 参考にしようと思った人もいるんでしょうね。

でも だからといって なかなか 西洋社会の核となっている キリスト教的感覚と言うか世界観というか認識というものを乗り越えることは難しいようです。

というのも 予定の1時間をはるかに超えて 約1時間半行われたこの講義の最後に行われた質疑応答で 一番最初の質問者の男性。

「え~と 今講義いただいた内容に意義があるのですが」

という始まりはいいのですが

「先ほど 日本のマンガは 西洋的な考えやアイディアからは全く違うというようにお話いただきましたが 例えば アトムが殉教者としての行動をとる ということは キリスト教的ですよね・・・」

あの・・・そしたら イスラム教のテロリストは キリスト教的なんでしょうか???

ワタシも こんなとこで見知らぬ誰かに指摘されたりしないよう 毎日いろんなことを勉強しなくちゃなぁ~と思った次第です。

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| 異文化体験 | 19:27 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

ああ…

英語のレクチャーが、聞き取りが、ユダヤが… って言っていたのは、これのことですね。
興味深い内容ですが、扱っていることそのものは、やや難しげ…?
質問者さんのように、自分でも気付かないうちに何か一方の立場からしか物事を見れていないときって、誰にでもありそうですね。私も気をつけなきゃ、です。

| valvane | 2007/09/16 02:12 | URL | ≫ EDIT

手塚オサムのレクチャー。おもしろそですね。
外国人からみたてづかおさむ・・!
今度日本に帰ったらまたテヅカオサム手にとってみよー。
なんでもキリスト教的って考える。。って根底にある西洋文化っておもしろいですね。
プリシラっちの最後のつっこみにはうけました・・ププ

| Minx | 2007/09/16 08:06 | URL |

Valvaneさんへ

同居人いわく

「大学のアートの授業みたい」

だったそうですが 難しくはないけと 易しくもない。
日本人のマンガをたくさん読んでる人なら ついていける内容だったと思います。

ホント ワタシも気をつけなきゃ と 思ってしまいました。

| プリシラ | 2007/09/16 15:46 | URL |

Minxさんへ

Minxさんとこから 宝塚 近いですよね。
大阪のおばちゃんの ギラギラ具合も あれは やはり大阪ならでは?

キリスト教は完全個人主義なのですが それは神と対峙する自分であり 神対人なんですよね。
なので スピリチュアリズムがあれほどまでに もてはやされる。
神様という限界を見たとき そういう方面に走るのかしら と。
日本は 和 という世界観の中で 自分も植物も動物も 微妙にごったになった世界なので そういう観念をつかみとるのは 西洋人にはなかなかバリアーが高いのでしょう。

突っ込みは・・・ねぇw

| プリシラ | 2007/09/16 15:49 | URL |















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