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ちょっと長いけど 一編ずつは短いので 飽きずに観られるものの 観客を選ぶ作品。
というのも
1.物語にドラマ性 起伏を求めるヒトには 映画中では何も起こらないので つまらない
2. 有名どころの俳優さんも出ているが 多くは通好みなヒトで 顔がわからないので つまらない
3.
パリが中心なので
パリへの憧れ があるヒトじゃないと 興味が湧かずつまらない
というわけで
これは 恐らく いわゆる 映画好き と 称するヒトのための映画 でしょう。
もしくは デートにぴったり 映画 とも。
なぜなら 一編が短いので 多少アテンションスパンが短くとも なんとかなる 上に 後で
「自分はこれがよかった」
「自分はコッチのが よかった」
などなど 話し合える という 利点もあるから。
出演者もほどほどに有名で 昔の映画好きな人には 嬉しい ジーナ・ローランズに ベン・ギャザラという かさべてす組だの
マギー・ジレンホールだの
ニック・ノルティだの
ナタリー・ポートマンだの
有名でありながら アート系の映画も出演している方々 目白押し。
ハナシも 短編であるため 淡々と進んだところで 最後にオチ という パターンが多くて 肩が凝らずに楽しめました。
さて この映画 監督さんの1人に 日本人がいました。
諏訪敦彦さん。
UN COUPLE PARFAITとか
フランスで活躍なさっているそうで だから この映画にも関わったらしいです。
この方の撮った作品は 非常に象徴性があって お勉強が好きな日本人だな (いい意味で) と 感じました。
息子が死んで1週間。
まだ悲しみが消えない母 (ジュリエット・ビノシュ)は 息子の声を聞いたような気がして 夜の街へと 駆け出す。
その目の前に なくなった息子が話していた カウボーイ(ウィリアム・デフォー)が 現れ
「息子に会いたいなら 俺についてくる勇気があるか」
と 問うてくる・・・。
これって いわゆる 異世界もので かつ ウマに乗ってやってくるのは 死神なんですよね。
Pale horse, Pale rider というのがあって 聖書にも現れているとか。
それが カウボーイにすることで コドモが好きだったことで 自然とつながりが出来ていて 二人の有名役者さんたちも 実力を発揮していて 短いながらも ひきつけられる作品でした。
その他に印象に残ったのは
美しい髪を持つイスラムの少女に心惹かれる ナンパ白人青年

印刷所で運命の出会いをした と 感じる
フランス人通訳と ソウルメイトらしき無口な青年の出会い (左 顔が隠れてわからなかったけど
ギャスパー・ウリエル!)
妻に別れを切り出そうとした男が 妻から受けたある告白のため 人生が変わってしまう
画像としてよかったのが
パリで吸血鬼に出会った バックパッカー(イライジャ・ウッド!)
↑コッソリ 血が ハート型に見えたりして盲目の青年と 女優志望の恋人

でしょうか。
移民の子持ちの若い女性の話
アフリカ系青年の 同じくアフリカ系女性との対話
の二作品は 抑えたタッチですが 悲しみがあふれており 今の
フランスの移民がおかれている立場を 隠すことなく描いているようで 憧れの街
パリ の 裏の顔を見たような気にさせられます。
とはいえ アレックスとか 憎しみ とか 本当に暴力的なものではなく 社会の一部を切り取ったような撮り方に好感を持ちました。
反対に ちょっと シュミにあわなかったのが
スティーブ・ブシェミ演じる観光客が 巻き込まれるトラブル

結婚間近のイギリス人カップルが 有名人が眠る ペール・ラシェーズへ出かける
ヘアケア製品のセールスマンが アジア人経営の美容室へ赴く

この三つ。
最初の二つは 何となく いわゆる 普通にみんなが描いて来たような 典型的な
パリ で 何と言うか 雑誌の特集記事で 提灯みたいに 女性作家が
パリをテーマにして書いた2ページ見開きの小説 みたいな 印象。
それなら 映像で凝ってくれればいいのに それもないので なんとなく つまらなかったです。
反対に 一番の最後の デンバーからやってきた 郵便配達のおばさんが
パリを体験するのは 淡々としていながら
パリという街の魅力をなんとなく 伝えてくれるように感じられました。
アジア編は クリストファー・ドイルが監督して 香港に長く住んでおり ウォン・カーウァイのカメラマンとして 有名だし 画像的には 確かに美しいし
パリに中華街みたいのが あるのも 知ってるけど いかにも
「白人の考えるアジア」
なので なんだか イヤでした。
たまには そういうのじゃないのは ないんだろうか。
とりあえず
パリ好きな方 ヨーロッパに憧れている方(含むワタシ)には 喜ばれる作品だと オモイマス。
個人的には 昔 一度だけ
パリに行った事があるのですが また 行きたいなぁ〜 という 気になってしまいました。
お金 貯めようっと。
パリは...
行ったことないんです。 あまりフランス(人)に良い印象を持っていなくて。 別に何かあったという訳じゃなく、単なる偏見なのかもしれません
なので、この映画を見たいとは思わなかったんですが、そういえばブシェミが出ていたんだな、と思い出させてもらいました。 私、ブシェミ、結構好きなんですよ(苦笑)
『かさべてす組』も出ているんですね。 ジーナ・ローランズ、憧れの女性なんですよ私。 ああいう風に歳を重ねたいなぁと思っていますが、ムリだわ絶対に
一遍ずつが短いようなので、サクサク見れそうですね.......。 でももう終わっちゃったかな。 いっつもこの調子です私ってば。
| kitkat_jp | 2007/06/06 23:58 | URL | ≫ EDIT