Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画】エドモンド (日本未公開)

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エドモンド

誰でもお気に入りの監督さんや脚本家さんがいると思いますが この映画の脚本を書いた デビッド・マメットは ワタシにとってそういう人の一人。
昔から脚本家として 活躍してる人で 古くは 郵便配達は二度ベルを鳴らす ホッファ アンタッチャブル などの 硬派なものから 昨日の夜は・・・なんて ちょっとソフトなものも撮っており 最近では映画監督もするようになり スパニッシュ・プリズナーやハイストは 小品ながらも 骨太で 好きな作品です。

ですが それほど人気がないのか 結構DVDスルーされてしまうことが多く この映画もその一つでした。

主演は 今 

情けないオトコ

を演じさせたら天下一品の ウィリアム・H・メイシー です。

そして 共演も チャーリー・シーンとの離婚劇と不倫騒動で評判になった 元ボンドガール デニース・リチャーズ に 一時期 アメリカン・ビューティで 大人気となった 元美少女ミーナ・スヴァーリ そして 一時期 若手女優で次期をになう候補の筆頭だった ジュリア・スタイルズ と 一時期有名だった女優さんばかりを揃えている上に 題材も エロチックなことから 何故 DVDスルーなのか?と クビをひねりつつ観たところ。

・・・こりゃ DVDスルーになるわ

と 納得。

だって ものすごく  な内容だったんですもの。

手っ取り早くまとめると 社会的に成功しつつも どうにも 代わり映えのしないオトコが 占い師の一言から NYを転落していき 行き着くところまで 行ってしまう という内容。

その転落もまた そこまで行くか! という 哀しくもなんとなくわかるような気のするものではなく オイオイ そこまで行っちゃうわけ? と 疑問に思ってしまう。

同じように転落していく 成功したオトコ というものでは アイズ・ワイド・シャット が あったけど (まあ 転落はしてないけど) あちらは なんとなく 主人公に可愛げがありましたが この エドモンド 全くもって 感情移入を許さぬ性格。

奥さん一筋の30年だか40年だかの後 初めて 性産業の闇へと分けいっていくのですが まず 高級売春宿で手持ちの現金がない と 値切る。

まあ それはなんとなく

アメリカって カード社会だもんね・・・

と 納得できて その 何でもカードを使うアメリカで 唯一カードの使えない産業が 性産業 と 納得させられる点は よかったのですが。

おいおいおい・・・
覗き部屋で20ドルを値切るな!
しかも のぞき部屋で踊ってるのは バイ・リンだし。

しかし 思うに このエドモンド というオトコ アメリカ白人男性の抱える病理を体現しているのかもしれない。

基本的に女性を憎悪し アフリカ系の人を憎悪し いざとなると神様に救いを見出し 怒りに満ち溢れ マッチョなのは 実はひそかにゲイだったりする自分へのフラストレーション。
だから 怒りをぶつけてもよさそうな対象に当り散らす。
そうでもしないと やりきれないから。
人種差別は どうにもならない 怒りの捌け口。
本当の自分を 表に出せない。

実はそういう人が 白人男性には 意外に多いのでは?

それを示すかのような ラストシーンのエドモンドの表情。
どん底まで落ちて 辛い限りだろうに そうでもなさそうな 奇妙に落ち着いた表情は 真の自分を受け入れた 姿なのだろうか?
社会的立場ゆえ はたまた 今までの教育のせいか 自分の姿を見つめることができないまま 一生を終える人が多い。
フラストレーションを抱えたまま 自分を知らずに終るより 例え どん底と見えるような環境でも 

などと考えつつ 90分に満たないこの映画 とっても長く感じられたのでした。
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| エイガ | 22:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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