Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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ふたりの5つの分かれ路 (5X2) - 結婚って ムズカシイ・・・

ふたりの5つの分かれ路 ふたりの5つの分かれ路
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ (2006/02/24)
メディアファクトリー
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フランソワ・オゾン監督って 結構好きな監督です。
8人の女は チョット・・・って 思ったけど。

今回もまた 男女の仲。
しかも 離婚する夫婦が 5年間にどのような軌跡を辿ってきたか 5年を5つのパートで 代表させています。
最初が 離婚。
それから ある衝撃的な告白が聞かれる ハウスパーティ。
息子の出産。
結婚式。
そして 出会い。

こうやって 時間をさかのぼって 現在の悲惨な状況と 暴力的なシーンで 観客の度肝を抜き 次第に 優しく 幸せな過去へと遡って 観客の気持ちをやわらげる という 手法は 異常に残虐な映画 アレックス(原題は Irreveriable と言って その通り 時間を戻すことはできない という 意味でした)でも 使われており フランス人はこういうのが 好きなんでしょうか?

さて この映画でわかるのは フランス男女関係の微妙さ。

出だし 離婚後 冷め切った表情の夫婦が いきなりホテルの部屋で これが最後とばかりに関係を持つ。
そんなのあり得ない・・・。
フランスってやっぱり 恋愛王国?

しかも いやがる妻マリオンを無理強いして思いを遂げる夫のジル。 
なんて奴!と 一瞬思いますが 

『今付き合ってる奴はいるか』
『今の彼女とは・・・うまく言ってない』
『もう一度 やり直せないか』

などなど どうやら 未練たらたらなのが 台詞の端々からうかがえます。

オトコって そうなのよね~~~~!

と 共感される女性の方 多分多いでしょう。
一度別れても 新しい関係がうまく行かないと 戻ってくる。
よくあります。

無理強いしたのも マリオンがまだ自分のものだ と 言い聞かせるためのようで 情けないながらも なんとなくその気持ちはわかるような気がします。
気持ちはわかるけど 強姦はいけないのは 勿論のこと。
意外に情けない フランス男の実態を見たような。

そういえば かつてつきあいのあった 日本語をパリ大学で勉強していた フランス人男性 やっぱり情けなかった・・・。

こうして ゲス野郎っぽい登場をしたジルですが 次のパーティシーンでも 妻マリオンに恥をかかせるような発言を 実の兄と そのゲイの恋人に向かってして しかも 兄に対して批判的な見方をしてたり と やっぱりイヤな人間で それに一方的に耐えるようなマリオンに同情してしまいます。
だけれど このステージの最後 息子と二人で眠るジルに 彼の子どもへ注ぐ愛情が はっきりと表れ それだけに 次のステージで 子供の出産に立ち会えない彼がフシギになります。

もしかして 出産時に立ち会わなかった負い目を隠すために 子供を可愛がっているのか?
と 疑ってしまいますが マリオンのお父さんも マリオン出産時には どこかに行っていたとのことで 男性ってもしかしたら 妻の出産 という 一大事には恐れおののいてしまうのかもしれない。
女性と違って 男性は妊娠しないので 親になるということがよくわからなく 心の準備ができない とか聞きます。
これまた マリオンが可哀想・・・と 思ってしまいます。
マリオンのお母さんが これまた うるさいタイプで お父さんにもマリオンにも黙れ!と 言われるくらい 口うるさい。
映画に出てくるフランス女性って こういうタイプが多いような気がします。
マリオンは それと違って おとなしめ。
滅多にいないよなー こんな口から先に生まれなかった女性って。

ゲス旦那に耐え 何でも彼の好きにさせ。
謙譲の美徳がある女性がいたのか・・・。

と 思う結婚式では ゲス野郎のジルも すごく優しくマリオンを心から愛しているのがわかるのですが 飲みすぎちゃって 新婚初夜 マリオンがドレスを脱いでる間に寝ちゃうのです。
あら~ そういうこともあるよねぇ とか 思ってみていると 大変なことが!

この事態 私は マリオンが見た夢じゃないだろうか?と 思うのですが しかし そのことを もしかしてジルに言ってしまったことで なんとなく その後に二人の間に亀裂が入ってしまったのかな?とも 感じました。

マリオンは どちらかというと おとなしく 耐えるタイプ と 思っていたのに 実際は 全然違うじゃないか!ということが なんとなく暗示され 最後の二人の出会いのパートで見せた 素直で飾り気のない姿は もしかして 嘘??? 実は計算高い??? とか 疑いたくなりました。

ジルもこの当時 違う彼女と一緒にいて なんとなく この二人の関係って 愛情とかじゃなくて 実際は性欲でつながっていたものだったんだろうか・・・と 見終わって考えてしまって
 
男女の仲は 肉体関係が大事

とでも 高らかに言うような 恋愛至上主義的フランスを見たようでした。

愛も結婚も 心も大事だけど 体の関係も大事だよ と 近頃 ネットだので 汗や体液がからみつく関係は なんとなく 敬遠されているような風潮がありますが 子供を産むということも含め 人間の恋愛とは 体液や血液にまみれて 生殖ということも からんでいるもの。

二人の離婚が決まるシーンでの 暴力的なベッドシーンという 明らかなものを初め 体にぴったりしたドレス ワイン パーティでの艶話 雨 ダンス 暗闇での出会い 最後の美しいイタリアの海 に至るまで この二人の関係には 常にセックスを示唆する じっとりした官能的なものがあふれかえっていたのでした。

オゾンって やらしい監督さんだったのね と 改めて認識しました。

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| エイガ | 21:26 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

こんにちは♪

 プリシラさん、こんにちは★

 この作品、公開時にポスター(こちらの記事に添えられた画像と同じ写真)を見たときに、「うわ、格好いい! ロマンティックそう!!(←?)」とそそられて、観たいなー、と思っていたにもかかわらず、ロードショーを逃しました。ロマンティックというよりはリアルな内容のようですが、プリシラさんのご感想を拝読して、より観たくなりました♪ 近々レンタルしてきたいです^^

 ところで、こちらのブログへうちからリンクを貼らせていただいても構いませんでしょうか?

 ではでは、お邪魔致しましたm(_ _)m

| 香ん乃 | 2007/03/08 00:07 | URL | ≫ EDIT

香ん乃さんへ

香ん乃さん、こんにちは☆

ポスター 二人が一番いい時のなんですよね。
で ゲス野郎(そんなに連呼しなくてもいいのに)のジルなんですが 結婚当初 結構若くて初々しいんですよ~!
でも 最初の出会いでも やっぱり結構ゲスなんですがw

こちらこそ リンク張らせていただきますね。もう 勝手にどんどん 張っちゃってください!大歓迎です。

| プリシラ | 2007/03/08 21:12 | URL |

こんばんは♪

 プリシラさん、こんばんは★ たびたびお邪魔しますm(_ _)m

>ポスター 二人が一番いい時のなんですよね。

 なるほど。盛り上がってる時期っぽさが出てますもんねぇ。

 ところで、お言葉に甘えて、リンク貼らせていただきました♪

>こちらこそ リンク張らせていただきますね。

 ありがとうございます! これからもおしゃべりさせてくださいね(*^^*) 今後ともどうぞよろしくお願いします♪

| 香ん乃 | 2007/03/10 02:09 | URL | ≫ EDIT

香ん乃 さんへ

こちらこそ これからもよろしくお願いします!

日本って やっぱり映画とか公開数が多いですよね~。
その分 観なくちゃならないのが 多いってことですが 選択肢が多いのは羨ましいです!

| プリシラ | 2007/03/11 17:42 | URL |















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