Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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猫の受難

さて 随分間が空きましたが がやってきたいきさつの続きです。

嵐の晩 子を寝室へ連れて行き 寝かせるところがないので とりあえず 手近にあった洗濯物入れにしていたかごの中に 余っているタオルを敷いてやりました。

「さ ここで今晩は寝るんだよ」

は 初めて入る部屋が気になるのか あたりをかぎまわっていましたが カゴの匂いはかいだものの 見向きもせず ひょい と ベッドに飛び乗りました。

「あれれ ダメだよ ベッドは人間さまのだからね」

と 下すも 子はしつこくベッドに飛び乗ってきます。
さすがに 根負けしてしまい 足元の方にタオルを敷いてやると その上に丸まって寝てしまいました。

それに不満なのが 東ヨーロッパ人。

「寝室にを入れるのでさえ いやなのに どうして ベッドに寝せる必要があるんだ。カゴに入れろよ」
「だって 入らないし 一晩のことだから いいでしょ」

それでもなおかつぶつくさ言う 奴に

「そんなに文句言うなら 自分でをカゴに入れたらいいんじゃない?」

と 言い放って 嵐でドアがガタガタなる中 就寝することになりました。

30分ほどして 東ヨーロッパ人が 飛び起きて 雄たけびを上げました。

「痒い!痒い!なんだ、これ!」

でも 私には全然かゆみもなく ただ 大声を上げてわめき散らすのを 眺めているだけ。

「全然痒くないけど・・・」

「違う!お前は感覚が鈍いんだ!蚤がいるに決まってる!」

真夜中に灯りをつけて ベッドの上に目を凝らしている。
だけど 何も見えない。

「蚤がいても 明日洗ってやって シーツも洗えば大丈夫だから」

と言ってもヒステリックにわめき散らす。

「このかゆみがわからないのか!」

そして 言い放った。

「猫は表に出せ」

「嵐の中に?」

「猫なんて どうだっていい。オレは寝たいんだ」

「大雨降ってるでしょ?」

「いいんだ!」

と 猫を掴みあげると 外へいきなり放り出した。

「ちょっと 何するの!」

と慌てて後を追おうとすると

「外へ行くならお前も出ろ!」

と言い出す始末。

「そんなこと言うなら アンタ出てけばいいでしょ」

言い返すと

「猫ごときに 何言ってる。オレの体の方が 大事なんだ」

と言い出す始末。

「やってられない 猫を連れてくる」

と 外へ出るも 暗闇の中 嵐の中 猫はどこかへ行ってしまったのか 姿も見えない 鳴き声もしない。

その晩は まんじりともしないで 居間でうつらうつらして 気づくと夜明けになっていた。
外へ出て きょろきょろあたりを見回すと 塀の向こうにある大きな木のあたりから 小さな鳴き声がした。
葉っぱのよく茂った木なので どうやら 雨に当たらずに済んだようだった。

塀のところまで行って 隙間から覗いてみると 猫の目が見えた。

「おいでおいで」

と 呼んでも昨日の仕打ちを覚えているのか なかなか こちらへ来ようとしない。

5分くらい 呼び続けると ようやく 小さな声が近づいてきて 塀の上に 猫が現れた。

「おいで ゴハン食べよう」

言葉がわかるわけでもないのに 言葉の感じでわかったのだろうか 猫は塀を飛び降りて 後をついてきた。

とりあえず 買ってあった 猫缶をあけてやると ものすごい 勢いでがっついた。
小さいのにどこにそんなに入るんだろう と フシギになるくらいだった。

おなかが一杯になると 体を舐めて 居間のソファの上で寝てしまった。

とりあえず これから飼い主を捜さなくちゃいけないけれど 一体オーストラリアではどうやって 飼い主を捜すんだろう。

オーストラリアのことは オーストラリア人に聞け。

というわけで 友達連中に 携帯電話からメッセージを送ってみた。

昼過ぎに起きてきた 東ヨーロッパ人は

「あ 猫がいる」

と いやな顔をした。

「この猫 飼い主が見つかるまで 預かることにしたから」

と宣言すると、

「オレは面倒見ないから」

と 言って 猫をかまいだした。

後は どうやって 上に住む大家さんの目を誤魔化すかだな。

すやすや眠る子猫を前に することが山積みだった。

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| | 20:39 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

驚き。

続けてでごめんなさい。

いま、間違って
「リンクさせていただいてるブログ」をクリックしたら
以前から存じ上げている方(と言ってもウェブ上ですが…)のサイトが出てきてビックリ。
それは「旅する人のニュースサイト From VALVANE」。

なるほど、
「猫の受難」の中身にも納得です。

| えい | 2007/02/13 00:09 | URL | ≫ EDIT

えいさんへ

じゃあ Valvaneさんのところの コメント欄で今までにもお会いしてるかもしれませんね♪

意外なご縁ということで これからもどうぞよろしくお願いします☆

| プリシラ | 2007/02/13 07:39 | URL |

大変やったんですね

私もドタバタでした~、三匹とも。
「親がお前、猫拾ってきたやろ?」
「おらんで、知らへんで」(部屋のドアのロックかけたまま)
「うそつけー!にゃぁにゃぁ鳴いとるやないか!」

「また拾ってきたんか?」を繰返しましたw

姫もプリシラさんに出会えて、本当に幸せですね。
しかし、嵐の中に放り出すなんて!
きっと私なら暴れて、反対に私が放り出されてるかも・・・。

| おこうちゃん | 2007/02/17 02:03 | URL |

おこうちゃんさんへ

>「うそつけー!にゃぁにゃぁ鳴いとるやないか!」

聞こえちゃってたんですね~w

当時はどたばたでしたが 今思い出すと笑えます。

昨日は 外出していて 帰ってきてから夜中の12時くらいから1時間くらい 家の中で遊んでやったのですが そうしないと不満に思って 暴れるので・・・。
猫は姫というより 横暴なご主人さまのようです(泣)。

| プリシラ | 2007/02/17 08:38 | URL |















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