Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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【映画感想文】Leaving と Cloud 9

くもり空のブリスベンからこんにちは。

春が近付きつつあるとはいえ、まだまだ朝晩は冷え込みます。
実は今もフリースのコートを着ています…年だからしゃーない。

で、今回は不倫映画2連発。

「Leaving」は不倫と言えばこの人、のクリスティン・スコット・トマスが主演のフランス映画。
「イングリッシュ・ペイシェント」は有名です。

「Cloud 9」はドイツ映画で、知らない俳優さんばかりですが、老人の性について、です。

同じ不倫でも監督の視点によってこうも違うんだなぁと実感。

状況はまあ似てるといえば似ていますし、話も最終的には悲劇になってしまう、という点でも同じ。
だけど、「Leaving」ではクリスティンが不倫の恋に陥ってしまう理由がよくわかるのと
夫があまりにも独善的なので

「ああ、こんな夫ならよその男に走るのも無理ないわ」

と思わされます。
特に、妻がよその男に走り「ごめんなさい、出て行きます」となってからの仕打ちといったらもう…。
クリスティン・スコット・トマスの演技力にも驚かされます。
スペイン人(パンズ・ラビリンスのセルジ・ルイジ好演)のム所帰りの男との交情が深まって行く際の様子、
夫の元に帰った後の抜け殻のような姿の対比がすごい。
前者は、恋を知ったばかりの乙女のような幸せな姿に対し、後者の場合、いきなり老けてみえるんですよ。
なので、悲劇に至っても、あまり夫が可哀想とは思えない…。

かたや、ドイツ映画の主役、インゲですが、
30年連れ添ったにもかかわらず、いきなりよその男と寝てしまう。
数週間の出来ごとに30年の絆が崩壊するわけですが
夫の方はそれがどうしてなのか、さっぱりわからない。
インゲも「恋に落ちてしまったから仕方ない」と。
幸せそうな夫婦にも何があるかは一寸先は闇、ってことなんでしょうね。

娘にも告白し、「嘘ついておけばよかったのに、みんなが傷つくのに」と言われ
「でも黙っていられなかった」と涙するインゲ。
気持ちはわかるけど、自分の罪悪感を吐露することで、
罪悪感から逃れようとするのはあまりお勧めできません。

「30年一緒だったんだから、こんなことになったらもっと理性的に話し合いができると思ったのに」

と悲しむインゲですが、いや待て、あなたが最初にいきなりそんなことを言いだすからこんなことになったんで、
と思わずいさめたくなったものの、

「このまま老いていくのだろうか」

という不安はわかるので、インゲの気持ちもまあわかる、と。

しかしこちらの映画の場合、夫はあまりにも何も悪いことをしていないため、
インゲに共感はあまりできませんでした。
大人で恋する気持ちはわかるけど、それなら夫も傷つけないようなやり方もあったのではないか、と
考えてしまいました。

あえて言うなら

「室内でいきなりオールヌードになってふらふら歩いているようなデリカシーのなさが厭になった」

のかなぁと…。

人生、何が起こるかわからないので、何か起こった時も理性的に対処できるようになりたいですね。
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| エイガ | 11:13 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2011/12/24 10:56 | |















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