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Lost in Australia 

オーストラリアから 映画と英語と暮らしのことなど 色々と

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お財布ケータイ

なんと、とうとうオーストラリアでもお財布ケータイが導入されるみたいです!
楽しみだわ~~~~。
とはいえ、スマートフォンの普及率はやたらに進んでいるんですよね、オーストラリア。
さすが新し物好きで、経済が好調(他に比べたら、ですが)な国。
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| オーストラリア | 21:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【映画感想文】マドモアゼル

涼しいブリスベンからこんにちは。

最近図書館でDVDをレンタルする癖がつきました。
借りても観ないで返却することも多いのですが、とりあえず古いものがあるので嬉しいです。

で、前から気になっていたこの映画、マドモアゼルを観賞。

イギリス人監督トニー・リチャードソンなのに、映画そのものはフランス語でしたが
確かにイギリス人ではこの映画の言いたいことは伝わらないかも。

この映画を観終わって思い出したのが、
同じくフランス女優イザベル・ユペールが主役を演じた「ピアノ・ティーチャー」。

マドモアゼルとピアノ・ティーチャー。
この両者に共通するのは性的に抑圧された女性の怖さ、というやつで、
何十年も前にこんな映画が作られていたことに驚き。
そしてフランス女優のすごさ、というものをしみじみと感じる。
英語圏女優のすごさは「演技の巧みさ」と言ったものに思われるけれど、
フランス女優のすごさは「生身の女」であること。

映画の中でさえ美人と言われないジャンヌ・モローだが、
性的欲求不満を抱えたハイミスの「マドモアゼル」でもその典型的美人ではないことがかえって本物の女というもののもつ性を強烈に感じさせる。

ある意味、美女なら男性に声をかけられるだけで、自尊心は十分に満足するだろうが
不美人ゆえ、また、教師という職業ゆえに男性にしなだれかかったり、不品行は許されないのだろう。
よくありますよね、「ブスのくせに男にちゃらちゃらして」みたいな陰口。

そんなわけで欲求不満と思われる、もう、きちきちにお堅いマドモアゼルのヒステリーぶりと
満たされぬ性欲に身もだえしている様子がちょっとした仕草から読み取れる。
ジャンヌ・モローがこかげから男の生身の体を見て舌舐めずりするシーン、圧巻です。
演技が巧みではないとできないことだけれど、英語圏だと演技のための「演技」と感じてしまうことが多いのに、
フランス女優は「生身の女」を表現するための演技、と感じられるから不思議。

| エイガ | 20:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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新しいブログ作りました

新年だし、ということで新しいブログを作ってみました。
英語だけなのですが、お暇なときにでも読んでください。
タイトルは変わらず「Lost in Australia」です。
どなたか英語ネイティブの方が先にブログを作っていたようですが、それは気にしないキニシナイ。
こちらも週1くらいを目途にアップしていきたいです。

よろしくお願いします。

| オーストラリア | 20:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寒中お見舞い申し上げます

…とか書いてますけど、ものすごーーーーーーく暑いです。
外気温、35度とか汗

エアコンをつけていますが、ただいまエアコン掃除について検討中。
カビが生えてしまって、見えるところは掃除したのですが、中まで手が届きません。
解体して掃除しようとしたら止める人がいて、

「元に戻らなかったらどうする!」

だとか。
まあ高いものですしね…気持ちはわかるけど、カビはいや。

どうしたもんだか。

| オーストラリア | 12:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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年末のごあいさつ

どうも、お久しぶりです。

なんだか気付いたら一年が終わり…。
年をとると一年がたつのが早い、と言いますが本当にその通りです。
何もしないうちに終わってしまったような気がしますが、振り返るとそうでもなく。

とりあえず、無事に大学も卒業したし、来年の抱負は「就職する」ですか。
なんで20年くらいたってまた就職活動しなくてはならないのか、たまに不思議になりますが、まあ人生そんなもんですよね。

ずっと続けてきたこのブログですが、来年はお引っ越しするか模様替えしようかと思ってます。
まだわからないし、FC2にも愛着があるのですが。

みなさまにとって来年がさらによい年になりますように!

| オーストラリア | 11:44 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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試験終わりました

ご無沙汰してます。

先週やっと試験終わりました。
といっても1科目だったのですが。
試験の前から腹痛が始まって、痛み止めを飲みながらの試験となりました。
通常なら「痛み止めなんて…自然の治癒力でなんとか」と思うけど、
それどころではなく。

試験終了後もしばらく腹痛で寝込み、
「病院行かないとだめかなぁ、でも前もレントゲンだのMRIだのやったけど
何にも見つからなくてお金だけ飛んだなぁ」
とか考えつつうだうだしてたらなんとか回復、現在に至る。

これからは職探しなのですが、クリスマス前で世間は浮かれています。
私のところにもMyerから

「ビッグニュース!今日は特別ショッピングデーで9時まで開店してますよ♪」

なんていうメールが届いたくらいです。

| オーストラリア | 06:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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10月ももう終わり…

日本はどんどん寒くなっているんですよね。
こちらはぐんぐん暑くなってきています。
昨晩はものすごい雷に襲われ、うちの猫さん大パニック。
家じゅううろうろ、ベッドの下に隠れるも「ここでは駄目」とわかったのか、出てきて今度はクローゼットへ。

おかげで疲れたのか、今日は家の中でぐったり寝てました。

るびたん

…たぬき???

| オーストラリア | 22:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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街角カフェ

お天気のよいブリスベンからこんにちは。

いきなり夏になってしまってつらいです…。
しかも予期せず長時間日光にさらされてしまい、胸元が日焼けしてしまいました。
シミは増えるし、シワはできるし、老化だから仕方ないのですが、紫外線は敵ですね。

だけどブリスベンカフェって、オープンカフェが多くて、夏なんか汗をだらだら流しながらコーヒー飲んだりします…。

そんなことになる前に、友人が車で走っている途中見つけたカフェに立ち寄りました。

Espresso Labとかいう名前の小さいカフェで、車を運転している人が眠気を催した際にふらっと立ち寄ったり
ご近所のオフィスの人がコーヒーを買いに来たりする、そんな場所のようで
営業時間が6時から2時とかでした。

espresso Lab 2

Espresso Lab 1

コーヒー自体は悪くないのですが、入って行った私たちを常連さんとお話していて待たせる待たせる。
交通量の多い道路に面しているのでちょっとうるさい。
お友達と会ったりするにはちょっと向かない場所ですが、
ビジネスモデルとしてはそれは狙ってないのだからOKなのでしょう。

| オーストラリア | 21:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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近況報告

すっかり春をすっ飛ばして夏に突入したブリスベンからこんにちは。

どうしてこんなに更新しないのか…。
それは暇すぎるからです。
何もしていないうちに1日が終わるため、書くことがないんですよね。

そんな中重い腰を上げてお出かけしてみました。

West Endにはたくさんギリシャレストランがありますが、その中の一つがこの、Little Greek Tavern。
Urban Spoonという口コミサイトで「安くておいしい」と評判だったことと
いつ行っても混んでいるのでこれは試してみる価値あり?ということで
同居人と一緒に6時ごろに行ったところ「予約がないと駄目」だそうで。

そっかー、と帰ろうとすると「でも7時まででよろしければどうぞ」と言ってくれたため
どうせ1時間くらいしかいつもいないしね、と席につきました。

ウェイターさんがブリスベンとは信じられないくらいプロ。
お客様は神様です、みたいな雰囲気を醸し出す若いお兄さん。
今日のお勧めを紹介するときも押し付けがましくないし、プロといっても
フレンドリーさ十分。

出てきた料理はこちら。
ドルマデス
頼もうと思っていたドルマデス、ブドウのハッパかなんかでお米とかを包んで煮込んだもの、を
同居人が先に頼んだため、ギリシャ風ミートボールのキョフタデス(名前間違ってたらすみません)を注文。

キョフタデス
少し食べさせてもらったけど、やっぱりドルマデスの方がおいしかった…。
つけあわせのお芋はレモン味でこれまた美味。でも太りそう。

これに飲み物とデザートをつけても20㌦しないため、かなりお得です。
ウェブサイト(Little Greek Taverna)にはメニューも載ってました。

| 日々の話 | 18:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【映画感想文】Leaving と Cloud 9

くもり空のブリスベンからこんにちは。

春が近付きつつあるとはいえ、まだまだ朝晩は冷え込みます。
実は今もフリースのコートを着ています…年だからしゃーない。

で、今回は不倫映画2連発。

「Leaving」は不倫と言えばこの人、のクリスティン・スコット・トマスが主演のフランス映画。
「イングリッシュ・ペイシェント」は有名です。

「Cloud 9」はドイツ映画で、知らない俳優さんばかりですが、老人の性について、です。

同じ不倫でも監督の視点によってこうも違うんだなぁと実感。

状況はまあ似てるといえば似ていますし、話も最終的には悲劇になってしまう、という点でも同じ。
だけど、「Leaving」ではクリスティンが不倫の恋に陥ってしまう理由がよくわかるのと
夫があまりにも独善的なので

「ああ、こんな夫ならよその男に走るのも無理ないわ」

と思わされます。
特に、妻がよその男に走り「ごめんなさい、出て行きます」となってからの仕打ちといったらもう…。
クリスティン・スコット・トマスの演技力にも驚かされます。
スペイン人(パンズ・ラビリンスのセルジ・ルイジ好演)のム所帰りの男との交情が深まって行く際の様子、
夫の元に帰った後の抜け殻のような姿の対比がすごい。
前者は、恋を知ったばかりの乙女のような幸せな姿に対し、後者の場合、いきなり老けてみえるんですよ。
なので、悲劇に至っても、あまり夫が可哀想とは思えない…。

かたや、ドイツ映画の主役、インゲですが、
30年連れ添ったにもかかわらず、いきなりよその男と寝てしまう。
数週間の出来ごとに30年の絆が崩壊するわけですが
夫の方はそれがどうしてなのか、さっぱりわからない。
インゲも「恋に落ちてしまったから仕方ない」と。
幸せそうな夫婦にも何があるかは一寸先は闇、ってことなんでしょうね。

娘にも告白し、「嘘ついておけばよかったのに、みんなが傷つくのに」と言われ
「でも黙っていられなかった」と涙するインゲ。
気持ちはわかるけど、自分の罪悪感を吐露することで、
罪悪感から逃れようとするのはあまりお勧めできません。

「30年一緒だったんだから、こんなことになったらもっと理性的に話し合いができると思ったのに」

と悲しむインゲですが、いや待て、あなたが最初にいきなりそんなことを言いだすからこんなことになったんで、
と思わずいさめたくなったものの、

「このまま老いていくのだろうか」

という不安はわかるので、インゲの気持ちもまあわかる、と。

しかしこちらの映画の場合、夫はあまりにも何も悪いことをしていないため、
インゲに共感はあまりできませんでした。
大人で恋する気持ちはわかるけど、それなら夫も傷つけないようなやり方もあったのではないか、と
考えてしまいました。

あえて言うなら

「室内でいきなりオールヌードになってふらふら歩いているようなデリカシーのなさが厭になった」

のかなぁと…。

人生、何が起こるかわからないので、何か起こった時も理性的に対処できるようになりたいですね。

| エイガ | 11:13 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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